![和食の陰の立役者、味も姿も七変化。女優・夏菜も感嘆する、世界を席巻する昆布パワー](http://www.hbc.co.jp/tv/info/dashi/image/summary-h1.png)
日本料理に欠かせないだし、そのだしの文化を支えてきたのは北海道の昆布だ。その歴史は今からさかのぼること1000年以上前になる。
太古は薬剤として、そして肉や魚を一切使わない禅寺では、昆布は椎茸とともに「だし」の材料とされ、現在の日本食の基礎になった。さらには鹿児島・沖縄を経て中国へ運ばれた。その利益で薩摩藩は近代兵器を手に入れ、幕府を倒したという。その明治維新から、今年でちょうど150年が経つ。
いま、昆布を求めるのは、京都の一流料亭だけではない。世界的パティシエの辻口博啓氏は、カカオと昆布を組み合わせたショコラを生み出した。一体どんな味がするのか…。
また、マドンナやミランダ・カーら世界的セレブのパーソナルシェフを務めた西邨マユミ氏は、「昆布なしに、私の料理は成立しない」と言う。
昆布とともに進化してきた日本の食文化やストーリー、またその奥深さに女優の夏菜が迫る。
- ナビゲーター
- 夏菜
- 放送日時
- 2月25日(日)ひる3時00分〜4時24分 TBS系12局ネット
(HBC・TBS・MBS・CBC・RKB・TBC・TUY・TUT・SBS・RSK・RCC・ITV) - 製作著作
- HBC北海道放送
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転載元https://www.daily.co.jp/gossip/2018/02/21/0011004981.shtml
いよいよ今日です。
夏菜が「利きだし」に挑む 料理好きな一面も披露
「ニッポン千年のだし」に出演した夏菜(HBC北海道放送提供)女優の夏菜(28)が25日放送のTBS系「ニッポン千年のだし」(HBC北海道放送制作、後3時)に出演し、日本の料理文化「だし」が持つ魅力に迫る。最近はバラエティー番組などで思い切ったキャラクターに挑むこともあるが、料理好きで家庭的な一面を見せる。
番組タイトルから分かる通り、扱うテーマは「だし」。北海道の名産品である昆布を追い、北海道と京都のロケに参加した。同じ昆布ながら熟成期間が違うことで味が異なる3種類の「だし」の違いを探る「利きだし」にも挑戦した。
夏菜は昨年秋に「料理とお酒のマリアージュを知りたかったから」という理由でワインエキスパートの資格を取得した。「利きだし」で味覚をアピールする絶好の機会となったが、ワインとは勝手が違ったようで「ワインは花や土など香りの種類が豊富だけど、昆布だしは海の香りだけなので難しかった」と振り返った。
毎晩のように自炊する料理好きだといい、番組では精進料理も学んだ。「ご飯を炊く時に昆布を入れると良いというのは知らなかった。イタリア料理にも使える」と目からうろこが落ちた様子で、「すごく料理の勉強になった。昆布を手軽に使うアイディアをたくさん紹介するので、若い世代にも注目してもらいたいです」と日本のだし文化と番組をアピールしていた。