珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

The Beatles との距離感

2012-10-14 06:53:24 | POPS(洋)
異様に遅いですが、ようやく金木犀も香り始めました。昨日13日はちょっと慌ただしい日になりました。早朝からサッカーのフランス戦(11年前の雪辱なりました!)を観戦、午前中はフットサルで汗を流して、午後は秋葉原の試聴会へ。昨年のオーディオショウで存在を知ったMAGICOのQ3がメインの試聴会でしたが、個人的にはOCTAVEのJubileeシリーズのプリ、パワーがセットで聴けたので良かったです。クールなQ3に血が通ったような音を聴けて満足だったのですが、非現実的な価格に苦笑いです。

今年がThe Beatles生誕50年であることは知っていましたが、10月5日がその日であることは知りませんでした。The Beatlesで育った世代として、団塊の方々が挙げられますが、20年近くも後輩である我々の世代だと熱狂ぶりにもばらつきがあります。兄貴・姉貴の影響を受けてThe Beatlesを聴いていた友人もいましたが、長男だった私にはThe Beatlesは過去のバンドだったわけです。リアルな体験となると80年末の悲しい事件であり、ロック/ポップス路線におけるPaul McCartneyやGeorge Harrisonのソロ活動など、その後のThe Beatlesとなります。


長らくThe Beatlesの音源をLPは勿論、CDでも買うことはありませんでしたが、2009年のリマスタリングCDの発売で、少し風向きが変わってきました。私自身のオーディオ熱がぐっと上がってきた時期の再発でしたし、BOXセットや44.4kHz/24bit音源のUSBメディアでの提供など、購入を煽られたのは確かです。ただ一気に全曲を買うまでの余裕はなかったので、時間をかけてバラで買うこととしました。現在持っているのは下記の3枚です。いずれも高校当時、FM放送でエアチェックした曲が入っているから、という単純な理由で、この辺りにも私とThe Beatlesの距離感が表れています。

2009年の再発後、まず買ったのは『Rubber Soul』でした。この曲に入っているバラード「Michelle」は高校2年の頃、ラジカセでよく聴いてました。メロディーも綺麗ですし、出だしのアコギや間奏のエレキギター、そして部分的に出てくるフランス語も独特の雰囲気があります。部屋の電気を消してこの曲に浸っていたことを憶えています。アルバム全体としても馴染みの曲(ラジオを通じてですが)が多く、最初の1枚としては良い選択だったと思います。


残りの2枚は『4人はアイドル』『with the beatles』ですから、結局、私が持っているの前期の作品ばかりです。当時エアチェックしたのは、「Help!」と「ALL MY LOVING」でした。追い込んだオーディオで聴く「Yesterday」は味がありますよ。



さて、ここまでが前置きです?The Beatlesファンであればこの秋、アナログのBOXセットが発売されることをご存じでしょう。2009年は触手が動きませんでしたが、アナログで気持が揺れてしまい、重い腰を上げることにしました。今日の記事から、私がThe Beatlesマニアでないことはおわかりかと思います。音が聴ければ十分ですので、私が目を付けたのは国内盤の半額のUS盤です。Amazonで予約を入れていたのですが、昨日、路傍の石さんのブログでキャンセルの話題を知り、確認したところやはり私もキャンセルされていました。全く納得感がありませんが、HMVにてZEPのベスト盤(勿論、LPです)と抱き合わせで買うことにしました。それでも国内盤より1.5万円も安いので。

最後の最後まで慌ただしい日でした。LPは11月半ばに届きます。これでThe Beatlesとの距離感はさらに縮まるでしょう。後はトラブルが起きないことを願っています。
コメント (8)
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