7月8日の日曜日、半年ぶりにMFさんのお宅を訪問してきました。MFさんがPCオーディオのフロンティアとしてご活躍されているのはご存知の通りです。5月のHarubaruさん宅でのマラソンオフでも活躍したmini PCは、MFさんの手によります。MFさんはJPLAYから離れて、現在はWindows10+foobar2000による再生を追求されています。昨秋、トリプルPCが話題になりましたが、ホットな話題はmini PCの4台使い、とのことでした。拙宅は依然、light MPDですが、ヒントになることに間違いありません。ファイル音源をSDに詰めてお住いの足立区方面へ向かいました。
6月中に梅雨が明けてしまった関東地方は、連日暑い日が続いています。待ち合わせの時間まで少々時間がありましたので、舎人公園に寄ってみました。青空に入道雲。晩秋の秋晴れとは随分風情が異なります。半年はあっという間でした。
まずセッティングが変わっていました。内振りから平行配置へ変わっていました。背景の吸音部材も取り除かれています。KYLYN(キリン)さんの訪問でいろいろとご指摘あった模様です。全般的に音場が広がり、特にクラシックのオーケストラで顕著な効果が出ていました。
変化点と言えば、プリメインアンプも更新されていました。同じラックスマンのL-509Xへグレードアップされました。ご決断が速いですね。前回のL-507uXはパワーアンプとして使われていましたが、今回はプリメインとして使われていたような・・・。
Hugo2は健在してした。今回はウェルフロート2台使いとなっていますね。1台だけでなく重ねて使って評価する・・・なかなかそこまで追求できません。PC側でPCM 768kHz までアップサンプリングされた音楽信号をそのまま受け入れます。
最前線のレンダラーです。プロセスカットを追い込んだWindows10上のfoobar2000で再生します。このmini PCは、上流のPCから送られた音楽信号を再生することだけに専念しています。駆動はバッテリーです。電池の残量が表示されるのが嬉しいですね。
ここは私の知識では説明しきれませんが、音源を管理するPC(シルバーの筐体、NASに相当)1台、再生PC2台です。先のレンダラーPCと併せてクワッドというわけです。更に無線LAN親機~子機に、20mのLANケーブルと、拘りが詰まっています。
出だしと締めはMFさんのおすすめ音源の鑑賞でした。坂本冬美、松田聖子なども交えていただき、MFさんと私の世代ギャップを吹き飛ばすご配慮いただきました。中間は、私がスマホを操作して耳タコの音源を聴き続ける、まさしくシステム乗っ取りの状況となりました。
MFさんの推奨は、上流のPCでアップサンプリングを重ね、最後にレンダラーに受ける方式でした。一方でPC側ではアップサンプリングせず、Hugo2でアップサンプリングする方式も聴かせていただきました。前者がよりタッチが濃くなる印象で、私にはちょっと押しが強い感じがしたので、しばらくはPC側でのアップサンプリング無しで聴かせていただきました。一音一音を描き分ける感じは前回も感じましたが、さらみ磨かれましたね。システムに耳が慣れてからは、ご推奨の事前アップサンプリング方式で聴き続けました。
クアッドの狙いを一言で表すと分散処理になります。結局ファイル再生というのは、音源情報を逐次、読み出してオーディオ装置へ送り出す処理ですが、これを複数のPCで分担する考え方です。全てを一台のPCで行うと端的に音が悪くなる、とはMFさんのご経験です。拙宅も形態は異なりますが、light MPDの2台使いで再生とコントロールを分けています。NASもPCと考えると、少なくともトリプルの構成になります。無線LAN親機~子機や、20mのLANケーブル等、MFさんの取り組みも活かす余地があると感じました。
MFさん、一段と進化したサウンドを聴かせていただき、ありがとうございました。正直、マルコム・アーノルド/ロンドンフィルは前回と全く異なる印象で、驚きました。PCオーディオの追求に加え、音場を表現するセッティングやチューニングの合わせ技で一本取られた感があります。低音の下支えと明瞭さが印象的でした。横浜遠征の際には、お声かけください。とりあえず20mのLANケーブルはポチりました(笑)。当方、プリアンプが落ち着いてからになりますが、またPCオーディオの会でもいたしましょう。
6月中に梅雨が明けてしまった関東地方は、連日暑い日が続いています。待ち合わせの時間まで少々時間がありましたので、舎人公園に寄ってみました。青空に入道雲。晩秋の秋晴れとは随分風情が異なります。半年はあっという間でした。
まずセッティングが変わっていました。内振りから平行配置へ変わっていました。背景の吸音部材も取り除かれています。KYLYN(キリン)さんの訪問でいろいろとご指摘あった模様です。全般的に音場が広がり、特にクラシックのオーケストラで顕著な効果が出ていました。
変化点と言えば、プリメインアンプも更新されていました。同じラックスマンのL-509Xへグレードアップされました。ご決断が速いですね。前回のL-507uXはパワーアンプとして使われていましたが、今回はプリメインとして使われていたような・・・。
Hugo2は健在してした。今回はウェルフロート2台使いとなっていますね。1台だけでなく重ねて使って評価する・・・なかなかそこまで追求できません。PC側でPCM 768kHz までアップサンプリングされた音楽信号をそのまま受け入れます。
最前線のレンダラーです。プロセスカットを追い込んだWindows10上のfoobar2000で再生します。このmini PCは、上流のPCから送られた音楽信号を再生することだけに専念しています。駆動はバッテリーです。電池の残量が表示されるのが嬉しいですね。
ここは私の知識では説明しきれませんが、音源を管理するPC(シルバーの筐体、NASに相当)1台、再生PC2台です。先のレンダラーPCと併せてクワッドというわけです。更に無線LAN親機~子機に、20mのLANケーブルと、拘りが詰まっています。
出だしと締めはMFさんのおすすめ音源の鑑賞でした。坂本冬美、松田聖子なども交えていただき、MFさんと私の世代ギャップを吹き飛ばすご配慮いただきました。中間は、私がスマホを操作して耳タコの音源を聴き続ける、まさしくシステム乗っ取りの状況となりました。
MFさんの推奨は、上流のPCでアップサンプリングを重ね、最後にレンダラーに受ける方式でした。一方でPC側ではアップサンプリングせず、Hugo2でアップサンプリングする方式も聴かせていただきました。前者がよりタッチが濃くなる印象で、私にはちょっと押しが強い感じがしたので、しばらくはPC側でのアップサンプリング無しで聴かせていただきました。一音一音を描き分ける感じは前回も感じましたが、さらみ磨かれましたね。システムに耳が慣れてからは、ご推奨の事前アップサンプリング方式で聴き続けました。
クアッドの狙いを一言で表すと分散処理になります。結局ファイル再生というのは、音源情報を逐次、読み出してオーディオ装置へ送り出す処理ですが、これを複数のPCで分担する考え方です。全てを一台のPCで行うと端的に音が悪くなる、とはMFさんのご経験です。拙宅も形態は異なりますが、light MPDの2台使いで再生とコントロールを分けています。NASもPCと考えると、少なくともトリプルの構成になります。無線LAN親機~子機や、20mのLANケーブル等、MFさんの取り組みも活かす余地があると感じました。
MFさん、一段と進化したサウンドを聴かせていただき、ありがとうございました。正直、マルコム・アーノルド/ロンドンフィルは前回と全く異なる印象で、驚きました。PCオーディオの追求に加え、音場を表現するセッティングやチューニングの合わせ技で一本取られた感があります。低音の下支えと明瞭さが印象的でした。横浜遠征の際には、お声かけください。とりあえず20mのLANケーブルはポチりました(笑)。当方、プリアンプが落ち着いてからになりますが、またPCオーディオの会でもいたしましょう。