珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

山・音楽・音楽・山!新潟紀行 ~雨飾山編

2018-10-12 23:40:42 | その他
先の三連休と有給休暇を合わせて、新潟方面へ繰り出してきました。新潟の東西に位置する雨飾山と巻機山(いずれも百名山です)の登山と上越のakahanamizukiさん、長岡のX1おやじさんをオーディオ訪問する企画です。前後が山で、中間がオーディオ訪問という、何だかサンドイッチのような企画となりました。台風25号の接近もあり、一時はどうなるかと思いましたが、パン(山)も具(オフ会)も充実のサンドイッチ旅行となりました。旅のスタートは、昨年、残雪期の山の難しさを味わった雨飾山のリベンジからです。

今回は前日に小谷村入りし、余裕をもって糸魚川方面へ抜ける計画としました。前泊したのは雨飾高原にある雨飾荘です。ちょっと贅沢ではありましたが、美味しい和食+日本酒で前祝としました。いずれは家内を誘って償わねばなりません(汗)。



宿に泊まった恩恵で、登山口の雨飾高原キャンプ場へ送っていただきました。これだけで1本得(休憩と休憩との間をよく1本と言います)した気分です。ここで登山届を出していざ出発です。



しばらく紅葉のブナ林を進むと、布団菱と呼ばれる名所が現れてきました。1年4か月前に来たばかりです。記憶に残っている場所は勿論あったのですが、残雪の有無で山の表情は著しく異なります。ルートも断然歩き易く、オフシーズン、オンシーズンの違いを実感しました。荒菅沢も残雪期は広大に感じたのですが、こじんまりしていて手前の沢と勘違いしてしまいました。結果、布団菱のベストショットを撮り損ねたのは、全くの不覚でした。荒菅沢を過ぎると、急登が続き一気に高度を上げあげます。



いつまで経っても荒菅沢が現れないのが不思議でしたが、8/11の標識を見てとっくに過ぎていたことに気づかされました。いつの間にやら昨年の撤回ポイントも通り越していました。遠く、高妻山が見えます。お隣の戸隠山と併せて、次の宿題です。



更に高度を上げると、頸城三山の一つ、焼山が見えてきました。登山規制は2006年に解除されているようです。残りの妙高山、火打山は学生時代に登りました。焼山も宿題ですね。新潟行きの口実はいくらでもあります(笑)。



予定より早く雨飾山の山頂に着くことができました。昨年のリベンジが成り、思わず標識に手を置きました。素直に嬉しかったです。あまりにもあっさり登頂できたので、何か拍子抜けの感がありました。季節による山の変化は大きいです。



山頂からの眺めは今ひとつでした。北アルプス方面も見渡せましたが、山頂が雲に隠れていたのが残念でした。白馬岳、五竜岳、鹿島槍ヶ岳と続く後立山連峰です。



百名山とはいえ台風も予想された平日です。山頂にいるのは私含めて二人だけでした。奥に写っている方は、再度、糸魚川駅でばったりお会いすることとなりました。



下山先は糸魚川方面で、旅のメインである新潟県に入ります。長野県側より天候が良く、終始、紅葉に癒やされながらの下山となりました。やはり秋の山はこれですね。



紅葉のトンネルを潜り抜けて・・・。山頂で晴れ渡るまで粘る案が頭をよぎりましたが、長い林道歩きを考えると先を急がねばなりません。後ろ髪を引かれつつ下っていきました。



新潟側の登山口、雨飾山荘に到着です。昨日の雨飾荘と違って、こちらは山小屋の風情です。日本秘湯を守る会にも入っている宿です。



お昼時でしたので、ここで「雨飾ラーメン」をいただきました。バターと味噌の効いたがっつり系のラーメンでした。消耗した体力を戻してくれます。今回の旅ではわりとがっつりした食が多かったように思います。山荘の前でしばし昼寝して最後は林道歩きです。



雨飾山荘から最寄りのバス停まで2時間歩き続けました。仮に糸魚川まで山荘からタクシーで移動すると8000円だそうです。バスは600円ですから、ここは歩きの一択です。バス停が近づいたところで振り返ると、猫の耳と称される雨飾山の二つのピークが見えてきました。



糸魚川からは日本海ひすいラインに乗りました。車内は下校中の高校生でいっぱいでした。途中、長いトンネルや日本海の眺めのいい場所を通りながら、この日の滞在先、直江津を目指します。ローカル線の旅は何とも言えないゆったりとした時間がいいです。



この日の夜、akahanamizukiさんに雨飾山のリベンジ祝の場を設けていただきました。ホテルのすぐ近くの食事処で、刺身、コロッケ、串焼き、サラダ、おにぎり、とがっつり食べました(笑)。ビールと日本酒も入り、3時間半、音楽やオーディオ、山、仕事・・・の話題で話が尽きませんでした。次から次へと話題が変わりましたね。リベンジが成った安堵感に加えて、akahanamizukiさんの元気さまでいただき、直江津の夜は過ぎていきました。驚いたのが直江津の星の多さ。街にはやや寂しさを感じましたが、その分、余計な光が少なくなり、星数を生んでいると思いました。



翌日からはオーディオオフ会、2連戦となります。
コメント (2)
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