珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

fukuさんを迎えて

2018-12-22 13:32:46 | オフ会
CENYAさん訪問の翌々日は、毎年恒例のファイルウェブ ミーティング in Tokyoでした。例年オーディオショウの土曜日に合わせて開催しています。初回が2013年ですから、今年で6回目となります。今年も会場は有楽町の中華料理店「陳家私菜」でした。こちらもすっかりお馴染みになりました。今年は別の用事と重なって欠席される方が多かったですが、それでも12名(1名は2次会から)の方に集まっていただきました。趣味だけでつながる、年齢/職業を超えた集まりは貴重ですね。今年はHarubaruさんに締めていただきました。



さて、そのミーティングに参加を希望されていた徳島のfukuさんが、一週違いで東京方面へ出て来られると知りました。お目当てはミューザ川崎でのコンサートです。お昼の羽田着であれば拙宅オフは何とかギリギリ間に合います。強行スケジュールで恐縮でしたが、2時間強のオフ会を設定させていただきました。fukuさんのお宅には石鎚山に絡めて2回ほどお邪魔しました(1回は悪天候で登山断念)。初回の訪問から3年になりますか。ついこの間のように思い出せますが、確実に年月が進むスピードは上がっているようです。



2時間、駆け足ではありますが、デジタル、アナログの順で聴いていただきました。fukuさんにはクラシック中心のイメージがありますが、実際にお邪魔した際には、洋/邦のポップス、マニアックな音源交えてただきました。そのお返しという訳ではありませんが、由紀さおり、尾崎亜美から入って、クラシックへ移行する流れにしました。久保田早紀も用意できればよかったのですが・・・。マニアックな音源は当方の手持ちが少ないですが、BOさん宅で知った『カメルーンのオペラ』は拙宅でもたまに流します。fukuさん、当然のようにお持ちでした(笑)。



拙宅に初めてお越しの方の場合、アナログは中島みゆき「時代」、パコ・デ・ルシア「コーヒー・ルンバ」をかけることが多いです。前者では声の若さを、後者ではフラメンコギターの切れ、足踏みの躍動感を楽しんでいただければと思っています。そう言えば、fukuさんのアナログ、切れと柔らかさの同居する素晴らしい音でした。山口百恵の初期の作品で、昔から好きなのが「冬の色」です。リアルタイムで聴いていたわけではありませんが、メロディと声が醸し出す憂い、のようなものが、記憶に残っています。今年は暖かい日が続き、なかなか冬の色が感じらない晩秋でした。



fukuさんの持ち込み音源は上白石萌音「なんでもないや」でした。ハイレゾ音源です。お初のアーティストでしたが、曲は聴き憶えがありました。CENYAさんとの相互交流でサラ・オレインのバージョンを聴いたばかりでした。出だしのヴォーカルから聴きやすい印象でしたが、いろいろと聴きどころがあるようです。想定通り、2時間はあっという間に経過しました。もっと聴いていただきたかったですが、メインイベントであるズービン・メータ/バイエルン放送交響楽団に支障が出てはなりません。少し余裕を持って散会とし、長津田駅まで送らせていただきました。

経験豊富なfukuさんですから、お気づきの点も多々あったのではないかと思います。オクターブの色もその一つだったようです。真空管アンプながら涼しげなサウンドというのが私のオクターブ像ですが、それがヴォーカルやピアノの輝き、固さといった印象につながったのかも知れません。いずれにしても当方は、HP300SEを使い込むしかありません。トンボ帰りの慌ただしいオフ会となりましたが、3年越しの相互訪問が成立してよかったです。ありがとうございました。
コメント
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