珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

German Physiks 友の会

2018-12-02 10:58:11 | オフ会
土佐旅行の翌週、11月10日はGerman Physiks 友の会でした。いつものように横浜のMさんのサロンでのゴージャスな会です。今年は、BOさん、パグ太郎さんがついにGerman Physiksのオーナーになられました。私は専らゲストですが、GRFさんには毎度お声かけいただき、3年連続での参加となりました。2年前の第1回は緊張しましたが、回を重ねる度に知っているメンバーも増えました。何より音楽とオーディオを愛好する方々ばかりです。そしておいしいワインと食事が待っています。そうです、構えることは無いのです。

会のスタートは15時からです。30分ほど早く着いたので山下公園を少しだけ散策しました。横浜在住の身としてお馴染みの光景ではありますが、いつも晴れやかな気分になります。季節的には、新緑と晩秋のこの時期がおすすめです。



ちょうど会場入りするところでパグ太郎さんと一緒になりました。構えることは無いと言っても、知っている方がいると気が楽になります。新SP、いろいろと調整されているようですね。この秋はタイミングが合わず、訪問はもう少し先になりそうですが、HRS-130の音、楽しみにしています。

乾杯の後は自己紹介タイムです。昨年はGRFさんの独演会的な他己紹介でしたが(笑)、今年は皆さんがマイクを持っての自己紹介です。オーディオの近況、GRFさんやMさんとの関わり、会に参加するに至った経緯などを伺いました。BOさんがHRS-130を購入するに至った経緯、面白く聞かせていただきました。そちらのHRS-130も是非、聴かせて下さい。Philewebのメンバーかなりいましたね。GRFさん宅のサウンドを聞いたり、あるいはクリニック(キック?)を受けたりして、ここに来られた方も多かったでしょう。

今年も、第一部、第二部といった流れでした。結論から書くと、この3年で最も気合の入ったサウンドでした。過去の2回も勿論、素晴らしい音でしたが、と同時に、会場の手ごわさも感じていました。今年は、どうでしょう。システムがあの空間を支配していましたね。エアボリュームも石の床もモノともしない強靭なサウンドがありました。途中、ボルテージが上がり、SD05がダウンする場面もありましたが、それだけ再生する側の想いが強かったのだと思います。規格外の世界ではありますが、あらためてオーディオに終わりがないことを実感しました。

興味深かったのはGRFさんのTroubadour40+TW4/2、MさんのXRT26と、異なる個性のSPがいずれも輝かしかったことです。お二人の間の相乗効果のようなものを感じました。第一部、第二部でそれぞれ印象に残った曲を書く前に、当日の機器を振り返ってみます。

この日のデジタル音源はEMMのSACD/CDプレイヤーで再生しました。最上流だけでため息のでるラインナップです。



第一部の影のMVPはこのMola Molaではないかと思います。一段と進化したようですね。



第一部のパワーアンプはお馴染みのSD05×2台という、これまた贅沢な構成です。



最下流は、Troubadour40+TW4/2です。昨年と同様ですが、O山さんがネットワーク周りに手を入れ、より楽に鳴るよう調整したようです。毎度ですが18cmウーハー2発と実際に聴く重厚な低音とのギャップが不思議です。



一方の第二部はMさんによるマッキントッシュワールドでした。トーレンスのアナログプレイヤーに見えているのは、プリアンプの銘機、C26です。



モノラルパワーアンプのMC1000です。ブルーアイズメーターが夜間のサロンに映えます。非マッキン派に対しても訴えかけるものがあります。



本日の目玉の一つ、マッキントッシュのSP、XRT26です。背の高い方がツィーターで何とユニットは23個も並んでいます。オーディオ誌だけでしか見れないものと思っていました。



O山さんからここも写して!と言われました。高音部のSPを支える六角形のベースです。もはや、友の会にO山さんは欠かせないですね。



相変わらずワインの方は、語れませんが、普段飲んでいるワインと違って、複雑な味わいであることは分かります(汗)。でも語彙や知識が続きません。オーディオと同じく、場数が必要なのでしょうね。和やかな歓談と一緒に味わいました。



さて、印象に残った音楽です。第一部では「ピーターと狼」、第二部ではカウントベイシーのアナログレコード(曲名?)を挙げさせていただきます。この二つに共通していたのは、大空間をハンデとせず、むしろ味方に付けたようなサウンドだった点です。僭越ながら過去2回の友の会のサウンドからの飛躍を感じました。クラシック向き⇔ジャス向き、あるいは端正⇔色気、といった個性の違いはありますが、両システムともジャンルを問わず、何でもござれの状態でした。第一部のアズナブール然り、第二部の上原さんのピアノ然りです。

第二部が終わり、K&Kさんとお別れして、軽くKYLYN(キリン)さん、Lotus Rootsさん、kantaさんと第三部?に行きました。Harubaruさんとヘンリーさんの商談?を横目に向かったお店の名前は「ラ・ボエーム」です(笑)。この日一番の若手、kanataさんともお話ができてよかったです。話題になったのは、GRFさんやMさんのオーディオに対する情熱でした。情熱があるからこそ、オーディオに終わりが無い!となるんでしょうね。楽しい時間を作っていただいた、GRFさん、Mさんと奥様、O山さん、ワインスクールの皆様、ありがとうございました。

コメント (4)
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