Sさんとのオフ会の翌日、毎年続けている西方寺へのポタリングに行ってきました。年が明けて1か月になるこの時期、蝋梅の咲き具合が気になるところです。ネットで見頃を迎えているか確認し、天気の良さそうな日を選んで訪れています。このポタリングを始めたのが、11年前です。コースを変えていないので、道中のアップダウンは体力チェックにもなります。当然、年を重ねる度に体力は落ちるわけですが、特に問題無く回って来れました。登山やウォーキングと自転車では使う筋肉は異なりますが、心肺の鍛錬にはなっているようです。
拙宅から西方寺に向かうには、鶴見川サイクリングコースに沿って川を下ります。日産スタジアムを正面に見る、亀甲橋 付近で最初の休憩を取るのは、例年のパターンです。川沿いのコースで難儀するのは、向かい風です。この日も新横浜から新羽までは向かい風との勝負になってしまいました。

駐車場の脇に自転車を置いて、まずは山門に向かいます。この山門の風情が好きで、毎年、ホッとする時間となっています。11年前から、いや、そのずっと以前から、光景は殆ど変わっていないと思われます。

茅葺の本堂、満開の蝋梅、そして快晴の冬空と、被写体はパーフェクトでした。蝋梅に陽が差す時間に限りがあります。時間を逆算して家を出たこともあり、余裕を持って撮影できました。

蝋梅は接近し過ぎると、薄汚れた感じもするので、撮影は難しい方だと思います。花がこぼれるような雰囲気を出したく、マニュアルフォーカスで撮りました。

鐘楼の脇から、境内を見下ろします。ゆったりとした時間が流れました。鐘を突くのは有料になっています。鐘ではなく、本堂でのお参りの方にお金を使いました。

蝋梅を見納めして、帰路に就きます。満開の日には出店があるようで、このところ訪問した日には和菓子とコーヒーの出店がありました。西方寺のブログによると「大倉山青柳」「okeicoffee」だそうです。

帰りは新羽から都築(港北ニュータウン)への登りです。こちらも毎年の川和富士に寄って、丹沢、富士山を眺めました。この日は、しっかり富士山が見えていました。2月23日頃、ダイヤモンド富士となるようです。

早いもので2月に入りました。しばらく寒さが続きますが、月末には春らしさを感じられることでしょう。