珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

Sさんを迎えて

2025-02-01 17:16:53 | オフ会
1月25日の土曜日、同じ横浜にお住いのSさんにお越しいただきました。Sさんとは11月のサンフラワーさん宅訪問の際に、ご一緒しました。その後、facebookでやりとりさせていただき、今回のご来訪となりました。先のオフ会で、サンフラワーさんがお持ちのマニアックな機器類に、想いのこもったコメントをされていました。Sさんのオーディオ経験の長さを、感じた次第です。加えて、Sさんがウィーンアコースティックスのオーナーだったことも伺い、今回のオフ会を楽しみにしていました。


長津田駅に迎えにあがり、まずお昼をとりました。近所の蕎麦屋さんで、共に天ぷらと蕎麦のランチセットを食べながら、オーディオ、音楽、交流仲間の話をさせていただきました。facebookの記事から、Sさんが普段ジャズを聴かれることは想像できましたが、他のジャンルのお好みも伺って、選曲の参考にさせていただきました。ポップス系は邦楽より邦楽とのことでしたが、結果的にオフ会では幅広く聴いていただきました。世代的にはSさんが先輩になりますが、若い頃に聴いた音楽はオーバーラップしていました。


MFPC上のソフトRDP(Realm Discovery Player) を7.17.6へ更新したことは、先日の日記の通りです。現在は、USB-DDCを使わずに、直接MFPCからUSBケーブルを、Oさん製作のDACにつないでいます。PCからDACに至る経路がシンプル化され、スペース的にコンパクトになりました。現在は、MFPCおよび外付けHDDを調音パネルの前に置いています。このところ、32ビットのAnalyzed形式のファイルを毎日のように聴いています。そのサウンドをオフ会で聴いていただくのは、今回が初めてとなります。この点も楽しみの一つでした。


前半デジタル、後半デジタルで進行しました。冒頭から暫くジャズをかけ、その後、ポップス(洋楽)、クラシックへ移行しました。Sさんにとって、懐かしいSPだったせいでしょうか、違和感なく楽しんでいただけた様子でした。やはりウィーンアコースティックスは音場表現に長けるという話になり、特にクラシック、取り分け弦楽器との相性の良さを挙げていただきました。個々の音の粒が立つのは、おそらくMFPCやRDP、更にはバベルの貢献があるのではと思います。ともあれ、音楽を楽しんでいただけて、よかったです。

デジタル、アナログの共通でかけたのは、カーペンターズの「There's a Kind of Hush 」でした。耳タコで聴いていますが、最近、32bitのAnalyzedファイルで聴いて、音の聴き逃しに気づきました。レコードで聴き直すと、確かに音に温かみあるものの、曖昧さも気になります。Sさんの中ではデジタルに軍配が上がったようです。これまで大抵、アナログが勝ることが多かったのですが、デジタルの進展を受け、アナログの巻き返しのモチベーションも上がってきました。他、シャーデー、ロバータ・フラック等、締めに昭和歌謡をかけました。


Sさんのレコードも聴かせていただきました。ヨーロッパ系のジャズ2枚(ジル・エキミアン・トリオ 、アダム・マコーヴィッツ)、シャンソン1枚、あとはLo-Dのダイレクト・カッティングのレコード(非売品)です。ブリジット・フォンテーヌの『ラジオのように』 はジャケットに馴染みはありましたが、聴くのは初めてかも知れません。どの盤も綺麗で音も良くSさんのレコード愛を感じました。Sさんは嘗てフェーズテックの製品も使われていたようで、アナログの方が、より懐かしいサウンドに感じられたかも知れません。


Sさん、今回は初のご来訪ありがとうございました。当初、邦楽をかけるのは控えようとも思っていましたが、どのジャンルも楽しんでいただけたので、ホッとしました。元ウィーンアコースティックスユーザーならではの、ご意見も貴重でした。次回の、ご実家への訪問も楽しみにしています。引き続き、よろしくお願いします。
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