3月最初の週末はオーディオ的に濃い週末となりそうです。昨日土曜日は、午前中、AIT LABO社のDAコンバータを借りに行き、午後は先日ギャラリーを訪問したIさんのお宅を訪問しました。
デジタルで音を追求されている方は、ES9018というESS社のDACチップをご存じかと思います。最近だとアキュフェーズのDAコンバータDC-901やOPPOのブルーレイプレーヤーBDP-105に採用されています。一部のオーディオファンの間で評判のAIT LABO社のDACでも、ES9018が使われています。当初は旭化成エレクトロニクスのAK4399やTI社のPCM1794Aを搭載したモデルもあったようですが、圧倒的にES9018が売れるようで、現時点ではES9018のみの扱いとなっています。耳の肥えた多くのユーザーが支持した結果は、譲れない差を物語っているようにも思います。
安くない買い物ですから1週間でも無料貸し出しがあるのは助かります。普通は宅急便で・・・となるのですが、メールで代表の方とやりとりしていると、比較的に近所に仕事場があることがわかりました。DAコンバータの信号処理、DSD、ジッタークリーナーのことなど、メールでも相談していましたが、直接会うのが一番、ということで取りに伺うことにしました。こちら側の一方的かつ脈絡もない質問に丁寧にご回答いただき、ありがとうございました。素人ながらもDACにおける信号処理、理解が改まりました。こちらが試聴機です。基板が胆で、ケースは自作レベルですから、見た目のオーラは無しですけど。
ES9018には扱いにいという評判が付いています。理屈上、音が良いとされるLowestと呼ばれるモードを使うと上手く再生できない場合があるようですが、ジッター除去技術と組み合わせて音飛びが無くなったとのことです。詳細は同社のHPを参照下さい。持ち帰って早々、貸し出し機を接続して音を聴いてみました。電源オン後は推奨のモードで立ち上がります。リアルタイムでのPCM→DSD変換も込みです。印象は1週間の試聴を経てアップしますが、一聴して、解像度と定位の向上、音場の広がりに、ただならないものを感じます。こういう時はあれこれ音源を変え聴き込むのですが、午後のお出かけのため一旦終了です。
午後は途中、本屋に寄ってSS誌の春号を買ってからiさんのお宅に向かいました。こちらがiさんがお使いのTANNOY Rectangular G.R.F.です。先日の記事でも触れた瀬川冬樹氏から譲り受けたという由緒あるSPです。その意味でも不思議な気持ちで聴かせていただきました。お使いの工藤さんのアンプも最近テコ入れされたようで、音場の再現が良くなったとのことです。iさんはレコードしか聴かれません。SPの背後にあるレコード棚もコレクションのほんの一部です。学生の頃からずっとバロック、それもBachやHandelではないバロックを聴かれてきた、その蓄積に、オーディオというより音楽を聴く趣味の深さを想います。
写真は長居させていただいた後の照明下のオーディオルームの様子ですが、昼間は左側から陽が差し込みます。微睡む感じがクラシックと相俟ってとても気持ち良かったです。こうした交流は音楽の広さを実感する場でもあります。聴かせていただいた曲のうち、私が知っていたのはMozartのクラリネット五重奏くらいでしたので(苦笑)。フランスバロックでは、Campraのレクイエムの美しさが印象に残りました。CD音源もあるようなので探してみようと思います。クラシックにおける歌曲も私の中では手薄な分野です。iさんの憧れのアイドルLucia PoppとTeresa Berganzaの往年のジャケットを眺めながら楽しませていただきました。
今日も天気はいいようです。また違ったジャンルを聴かれている方を訪問する予定です。
デジタルで音を追求されている方は、ES9018というESS社のDACチップをご存じかと思います。最近だとアキュフェーズのDAコンバータDC-901やOPPOのブルーレイプレーヤーBDP-105に採用されています。一部のオーディオファンの間で評判のAIT LABO社のDACでも、ES9018が使われています。当初は旭化成エレクトロニクスのAK4399やTI社のPCM1794Aを搭載したモデルもあったようですが、圧倒的にES9018が売れるようで、現時点ではES9018のみの扱いとなっています。耳の肥えた多くのユーザーが支持した結果は、譲れない差を物語っているようにも思います。
安くない買い物ですから1週間でも無料貸し出しがあるのは助かります。普通は宅急便で・・・となるのですが、メールで代表の方とやりとりしていると、比較的に近所に仕事場があることがわかりました。DAコンバータの信号処理、DSD、ジッタークリーナーのことなど、メールでも相談していましたが、直接会うのが一番、ということで取りに伺うことにしました。こちら側の一方的かつ脈絡もない質問に丁寧にご回答いただき、ありがとうございました。素人ながらもDACにおける信号処理、理解が改まりました。こちらが試聴機です。基板が胆で、ケースは自作レベルですから、見た目のオーラは無しですけど。
ES9018には扱いにいという評判が付いています。理屈上、音が良いとされるLowestと呼ばれるモードを使うと上手く再生できない場合があるようですが、ジッター除去技術と組み合わせて音飛びが無くなったとのことです。詳細は同社のHPを参照下さい。持ち帰って早々、貸し出し機を接続して音を聴いてみました。電源オン後は推奨のモードで立ち上がります。リアルタイムでのPCM→DSD変換も込みです。印象は1週間の試聴を経てアップしますが、一聴して、解像度と定位の向上、音場の広がりに、ただならないものを感じます。こういう時はあれこれ音源を変え聴き込むのですが、午後のお出かけのため一旦終了です。
午後は途中、本屋に寄ってSS誌の春号を買ってからiさんのお宅に向かいました。こちらがiさんがお使いのTANNOY Rectangular G.R.F.です。先日の記事でも触れた瀬川冬樹氏から譲り受けたという由緒あるSPです。その意味でも不思議な気持ちで聴かせていただきました。お使いの工藤さんのアンプも最近テコ入れされたようで、音場の再現が良くなったとのことです。iさんはレコードしか聴かれません。SPの背後にあるレコード棚もコレクションのほんの一部です。学生の頃からずっとバロック、それもBachやHandelではないバロックを聴かれてきた、その蓄積に、オーディオというより音楽を聴く趣味の深さを想います。
写真は長居させていただいた後の照明下のオーディオルームの様子ですが、昼間は左側から陽が差し込みます。微睡む感じがクラシックと相俟ってとても気持ち良かったです。こうした交流は音楽の広さを実感する場でもあります。聴かせていただいた曲のうち、私が知っていたのはMozartのクラリネット五重奏くらいでしたので(苦笑)。フランスバロックでは、Campraのレクイエムの美しさが印象に残りました。CD音源もあるようなので探してみようと思います。クラシックにおける歌曲も私の中では手薄な分野です。iさんの憧れのアイドルLucia PoppとTeresa Berganzaの往年のジャケットを眺めながら楽しませていただきました。
今日も天気はいいようです。また違ったジャンルを聴かれている方を訪問する予定です。
AIT LABO ES9018のDAC、大いに興味あるところです。
ぜひ試聴感想をお聞かせください。
楽しみにしております。
デジタルの最上流の旅はまだまだ続いています。
DDコンバートの部分は一段落で、次はDAコンバート
のところかと思っています。相変わらず変化が激しい
ので、手作り路線で様子を見ようかと。同軸ケーブル
に比べて苦しいと言われている光ケーブルが土俵に
のりそうです。これでPC側と分離できます。
※昨日LINNシステムのお宅も訪問しましたので
近々、そちらもアップしますね。