珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

久しぶりの大阪三昧

2015-07-15 06:15:03 | その他
梅雨明けはまだ先のようですが、関西方面もここに来て暑さが本格化してきました。先の土曜日、久しぶりに大阪三昧を楽しんできました。田舎の自然もいいですが、逆に都会の雑踏もいい気分転換になります。大阪は何と言っても食い倒れの街です。お昼と夕飯の間に、音源および書籍の調達を挟んでみました。まず向かったのはミナミの洋食店、重亭です。池波正太郎が通った店の一つで、関西滞在中に訪れたいと思っていました。創業は敗戦間もない昭和21年だそうです。当時の日本が逞しかったことが窺えますね。長い行列をさけて、少しの遅めのお昼にしました。


注文したのは名物のハンバーグです。濃厚なソースにジューシーな肉汁の組み合わせを堪能しました。おおきに!というフレーズに大阪にいることを実感します。


お腹を満たした後は、タワーレコードへ。年に2回、財布の紐が緩むのはヨシとしましょう。戦利品は、最後にまとめて紹介します。


音楽の次は書籍です。関西で本屋さんと言えば、私の中ではジュンク堂です。これまで大阪駅前の店舗には何度か行っていますが、ミナミは初めてです。JR難波駅近くの高層ビルは、ホテル、スーパー、本屋、クリニックと珍しい組み合わせでした。


とにかく広いです。ジャンルもそうですが、本の数にも圧倒されます。買い物カゴがあるのですが要注意です。徘徊しているうちに本が増えかねません(笑)。


音源と書籍の調達を終えると、早いもので夕食の時間となりました。再び池波正太郎の通ったお店で、かやくご飯の大黒です。ここは以前、大阪出張の際に寄ったことがあり通算3度目です。


かやくご飯の他、焼き魚に酢の物、白みその味噌汁も併せます。ここのお味噌汁、健在でした。私はやや甘味のある白みそが好みです。


道頓堀はいつ来ても活気がありますね。前よりアジアからの訪問客が増えている印象です。ここからは御堂筋を徒歩で北上し梅田を目指します。


心斎橋のホテル日航大阪です。20数年前に新婚旅行で泊まりました。慌しい海外旅行は後回しにして中国地方~近畿地方を旅先に選んだことを、昨日のように憶えています。まさかJALが倒産するとは、当時想像もできませんでした。


中之島まで来るともう梅田は近いです。付近には日銀や阪大があり、同じ御堂筋でもキタとミナミでは随分と表情が変わります。


戦利品:音源編です。CDは4枚調達しました。クラシック5割、残りをジャズとポップスという最近のオーディオの時間配分を反映した購入になりました。またベートーヴェンのピアノ協奏曲が増えてしまいました。1番&2番でアルゲリッチです。フルニエはルツェルンでの音楽祭のライブです。カーティスフラーとフレディーハバードの組み合わせも楽しみ。ホリーコールはベタですが「Calling You」にしました。


続いて書籍編です。やはり最近購入したベートーヴェンのピアノ協奏曲(ミケランジェリ)に大いに感動し、往年のピアニストのことをもっと知りたくなりました。写真集は吉野川と但馬の2冊です。先日の四国訪問では、広さと綺麗さを両立した吉野川が印象的でした。源流は愛媛なんですね。但馬の棚田は秋に是非訪れるべく先行投資です。左下2冊は仕事絡みです。科学哲学とは聞き慣れない言葉ですが果たして・・・。論語に関する本は多数ありますが、孟子となるとぐっと減ります。オーソドックスに岩波の文庫にしましたが、私の年齢には文字の小ささが応えます(苦笑)。


横浜への荷物は増えましたが、オーディオで購入した音源を流し、読書に耽る・・・大事にしたい時間です。
コメント (11)
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