野菜ソムリエPro. AndyのBlog

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真菜とトマト~「ほんま旨いもん塾」その2

2012年03月15日 20時54分43秒 | 野菜&果物
「ほんま旨いもん塾」の続きです。

次に登場するのは、大阪府八尾市の特産品「若ゴボウ」
根だけでなく葉もまるごと食べられるゴボウです。

その料理を2品頂きました。

まず、「若ゴボウ浸し」
ふきに似た食感で、風味は山菜というよりも野菜です。
ゴボウの香りがなんともいえませんでした。


「若ゴボウかきあげ」
若ゴボウの食感、風味を楽しめるように、藻塩で頂きました。


その次に登場するのは、アピオス
ボクも初めて目にしますし、口にしました。


これはゆでているものです。

アピオスは、イモを食べるマメ科の野菜です。
輸入したリンゴの気にタネがついていたことから青森に伝播。
のちにお嫁の時に持参させた風習があったことと、
青森と同緯度にあるアメリカ・インディアナ州が原産であることから、
青森県が産地として定着したそうです。


詳しくは後日ということで…。

早速、ゆでたものを試食。
食べた感じは、少しホクホクしていますが、サツマイモでもなく、
ジャガイモでもない独特の食感です。
吹田くわいに似ているでしょうか。
また、甘みも独特で、サツマイモよりもさわやかな感じで、
栗よりも甘い感じでした。
何かパワーを感じました。

それもそのはず。

昔、インディアンのスタミナ源だったそうです。
カルシウムはじゃがいもの30倍。
鉄分はその4倍。
ビタミンEやイソフラボンも豊富だそうです。


そして、アピオスの洋風料理が登場。


「アピオスの洋風ご飯」
ピラフにも似た食感でしたが、ピラフよりも薄味で、
その分、アピオスの甘みと食感を存分に楽しめました。


「アピオススープ」
アピオスをすりつぶしてスープにしたものです。
こちらは、食感はポタージュ、味はさわやかな甘みが口に広がります。
この洋風ご飯とアピオススープを一緒に頂いても、又絶品でした。



最後はデザート。
「若ゴボウアイス」「アピオスの飴煮添え」(アピオスの大学イモ風)です。

若ゴボウのアイスは、タマゴ不使用。
色もきれいで、ゴボウの風味が楽しめておいしかったです。
エグ味は全くといっていいほど感じませんでした。

アピオスの飴煮添えも、とてもあっさりした食感で、
おいしかったです。

今回も、いろいろなマイナーな野菜に触れることが出来、
楽しかったです。
地方野菜、伝統野菜に新しい道が開けそう。
そんな気がしました。

また、今回、伝統料理研究家の奥村彪生先生もご参加
日本に存在する伝統野菜、地方野菜の個性の重要さ、トマトの逸話について、
楽しいお話を聞かせていただきました。
(奥村先生、ありがとうございました。)

最後に、徒歩ホ女さん&Hさん、
そして浪速魚菜の会の皆さん
今日もいろいろと勉強になりました。
ありがとうございました。



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