野菜ソムリエPro. AndyのBlog

「奈良・吉野」の玄関口を中心に活動する、吉野郡唯一の野菜ソムリエPro.&果物ソムリエのベジフルライフをつづっています。

オフィシャルサイトは、こちらから!

★野菜ソムリエPro.&ベジフルフラワーアーティスト   宮坂敏史オフィシャルサイトURL
https://miyasaka831.jimdofree.com/

水源地の村、川上村で「白菜大学」の講師をさせて頂きました。

2015年02月07日 00時37分26秒 | 野菜ソムリエ活動


1/24(土)
吉野杉の産地、そして水源地の村でもある
吉野郡川上村の「白菜大学」で講師をさせて頂きました。

これは、川上村図書館と森と水の源流館による共同企画。
川上村の地域おこし協力隊の方々にもご協力いただきました。


川上村自慢の白菜について、
もっと深く知っていただこう、
そして、美味しさを再認識していただこうということで、誕生したイベントです。

まずは、会場近くに祭られている水の神様、
丹生川上神社上社で白菜大学の盛会を祈願してきました。





この2枚の写真。神社の境内からの景色です。
実は川上村に到着するまで、すごい霧でした。
ところがお参りした後、青空とキレイな山々が姿を現しました。

当初は午前だけ定員20名の予定でしたが、
告知1ヶ月足らずで当初の定員の20名に達し、
改めて午後の部も設ける事になりました。


こちら、本日試食していただく、川上村産の白菜の1つ


葉の芯の太さ、みずみずしさ、白さが際立ってます。


会場には川上村の白菜のほか、
ボクが各地から取り寄せた珍しい白菜を展示しました。


タケノコ白菜、黄ごころ、紫白菜


唐人菜(長崎白菜)、オレンジクイン

ちなみに唐人菜の手前にあるのが、天王寺蕪。
その更に手前にあるのが、黒大根。
すべてボクが育てたものです。

オレンジクインのとなりにあるのが大和野菜の1つ、「片平あかね」。

天王寺蕪、黒大根、片平あかね、
そして手前に見える川上産のオレンジ色がまぶしい人参は、
後に開催する野菜クイズの景品です。

上位3名に豪華商品をご用意いたしました。




また会場後ろには、図書館に置かれている野菜のレシピの本や野菜作りの本も展示下さっていました。



白菜大学では、白菜の品種や効能および食材の組み合わせで期待できる効果をお話させて頂きました。

そして、目玉は白菜の食べ比べ。


まずは生で。
手前4種類は川上村産の白菜
王将、冬峠、無双、金将。

その後ろは市販のもの(普通のそんじゃそこらで売られているもの)
オレンジ白菜
紫白菜
タケノコ白菜。

種類は何と8種類!

川上村産と市販のものを食べ比べして頂くことで、
川上村産の白菜の美味しさを改めて感じて頂くコトが狙いです。



オレンジ白菜、紫白菜、タケノコ白菜は
最近、直売所は勿論、都会のこだわりのお店でも置かれていて、
少しずつ注目されつつあることから、ご紹介しました。


続いては蒸したものの試食。
試食して頂いた種類は生の時と同じです。

手前が川上村産の4種類
王将、冬峠、無双、金将。

その後ろは市販のもの、オレンジ白菜、紫白菜、タケノコ白菜。


皆さん、品種別の味の違いなどに驚いておられました。

また、結構品種によって好みが異なるものです。

で、この後、野菜クイズを行い、上位3名の方に景品として
珍しい白菜と、野菜をお渡ししました。

そして会の最後の締めくくりは、
川上村産の野菜の重ね蒸しです!

しかも品種別の食べ比べ♪









お肉は奈良のブランドの豚肉、ヤマトポークの豚バラ肉。
写真には写っていませんが、
付け合せのポン酢もご用意。
ポン酢は下北山産のじゃばらのポン酢を使いました。

地元の食材を知ってもらうべく、
そして、地元の食材とのコラボレーションを楽しんでいただくべく、
徹底的に奈良県産にこだわりました!

重ね蒸しは白菜とばら肉を重ね、最後にお塩をパラパラとかけただけ。
川上村の白菜の旨みを生かすために、調味料は他には一切何も使ってません。

ところでハナシが変わりますが、川上村には郷土食が豊富にあります。
平成元年にはその郷土食をまとめた本が刊行されました。

一昨年、和食が世界無形文化遺産に認定されました。


川上村の郷土食にスポットをあてるべく、
ボクは今回、その本に掲載されている、
白菜が使われているメニューをピックアップして、
参加者には重ね蒸しを召し上がって頂きながら、
野菜ソムリエの切り口で期待できる効能・効果などもお話させて頂きました。

同じ川上村でも、
集落やご家庭において味付けはもちろん、使われる野菜も異なるそうですね。

しかし重ね蒸し、お陰様で大好評で皆さん、あっという間に平らげておられました。



さて、今回のイベント開催にあたり、
ボクは企画立案から主催者の皆さんとご一緒に携わらせていただきました。

昨年夏から白菜の品種のタネの紹介や
珍しい品種の白菜の手配をさせて頂き、

11月から3ヶ月間、広報誌でコラムを執筆させて頂く事になり、
多くの方に白菜大学に興味を持っていただけてうれしかったです。

それだけではありません。

自慢ではありませんが、
ボクは時間がとれる限り、川上村のイベントなどに足を運び、
川上村の野菜を自分の目で確かめ、
白菜をはじめ、川上村の野菜のお料理を頂き、自分の舌で確かめました。

川上村の白菜。
昨年、大阪進出し、
毎週木曜日グランフロント大阪で開催中の
umekikiマルシェでも顔を出しました。

川上村の方には、川上村の白菜の良さを改めて感じていただき、
実際に白菜を作って下さっている方々には自信を持ってほしい!

そして、川上村の白菜をもっと多くの人に知ってもらいたい。

白菜を通じて、川上村に来てほしい。

そんな思いでこのイベントに携わらせていただきました。


また、開催前、川上村の教育長さんもご挨拶に駆けつけてくださり、
本当に恐縮です。


白菜大学が終わった川上村の夕暮れ。
いつになく澄んでました。

最後に、ご参加くださいました川上村の皆さん、
川上村図書館の皆さん、森と水の源流館の皆さん、
そして地域おこし協力隊のみなさん、
ありがとうございました。

追伸
写真をお送りいただきました川上村図書館のMさん、
写真ありがとうございました。


****************************************
◆◆ブログランキングに参加中◆◆
~クリックして下さればありがたいです↓~


にほんブログ村 料理ブログ 野菜ソムリエへ

にほんブログ村 野菜ソムリエ


にほんブログ村 ライフスタイルブログ 半農生活へ

にほんブログ村 半農生活
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする