ゴールデン・リタイアーズ

S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

140413 久しぶりのスーツと新幹線

2014年04月13日 | マイ家族

すっかりリタイヤモードにはいって4年目、スーツを着る機会が法事位でとんと減ってしまい、さらには筋肉量も減るものだから現役時代のスーツがおおきく感じる。息子の婚約者のご両親にあいさつにお邪魔する。息子が手配してくれたチケットで博多から久しぶりの新幹線。日本はネット環境が外人客にとって未整備という声への対応か、待合コーナーにフリーWIFIゾーンが増えている。

12時過ぎ、駅に二人が迎えにきてくれ、息子の車にのりこんで先方さんが予約してくれた店にむかう。この町は現役時代20数年前に訪れたことがある。なつかしい。駅前の城跡の桜も葉桜になっていたが当時の記憶がよみがえる。にこやかに車からおりてこられたご両親にごあいさつ。おだやかなご両親の雰囲気にこちらの気分がほぐされる。座敷に通されあらためてご挨拶。結婚は二人の問題とはいえ、家族に祝福されることが当然のことながら大事なこと。ご両親も車とてこちらだけがお酒をいただくことになってしまったが緊張感のなかにもしだいにうちとけおいしい食事ととに歓談がすすむ。今後のスケジュール確認のあと、先方さんのご自宅にお邪魔する。駅から20分あまり、我が家とおなじようなロケーションのようだがまわりが田園の静かな環境。

私のほうと違うのは大きな田畑を所有され稲作も人手も借りながらではあるがやっておられる。毎秋、新米が収穫され,おいしいご飯を食べておられる由。付近の川も6月には蛍がみれるとのこと。

 60数年この地で生活してこられた重みを感じる。高砂の掛け軸がかけられた広間にとおされ、桜湯をいただく。もみじまんじゅうも出されたがこしあんか粒あんかとお好みをきかれ、行き届いたおもてなしをうける。しばしこの地で育ったKさんの幼少期の話や周辺の行事などのお話を興味深くお聞きする。その後、庭を拝見するなどして辞去。再び駅まで先導いただいて17時過ぎの新幹線で帰路につく。20時帰宅、いい人との出会いに感謝の1日でありました。

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