ゴールデン・リタイアーズ

S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

140416 久しぶりに武蔵寺写経会、車旅安全祈願!

2014年04月16日 | アフターセブンティ

久しぶりに九州最古の仏跡といわれる二日市の武蔵寺で写経をしてきた。寺の正式名は椿花山(ちんかざん)成就院武蔵寺といい、椿に開山のいわれがあるらしい。

いつものように30分前に写経堂に着き、浄水を頭、体にふりかけ体を清め、お香を手の甲にのせ唇につけ体につけ清めて芳名帳に名前を書いて、硯、墨、文鎮などもって部屋に入る。薬師如来に合掌し、志をおく。硯に浄水をいれ1000回ほどゆっくりゆっくり墨をすってゆく。次第に心が鎮まる。

10時から本堂で写経淨行会。

約20分で終了、写経堂にもどる。写経に入る前に般若心経を3回読経したことになる。心経262文字は暗記してしまった。10時半から約1時間写経。最後に為書をかく。いわゆる願い事。いつもは心身一如、家内安全、東日本大震災被災者の方々の早期復興など。今回は日本一周車旅の無事成就を書く。神社仏閣でお願いごとをする場合、○○お願いしますじゃだめらしい。成就のため努力します、神仏のご加護をと祈るのが大事らしい。とかく人の世ではまわりに過剰の期待をするからはずれたときに恨みつらみが発生する。したがって為書きは本文より小さい文字で控えめに書くことになっている。

終了後住職によるいつもの法話。「桃心燈」・・暗闇を照らす燈を一人一人が心の中に掲げる。キャンピングカー壱畳の空間の中でブルーのパイロットランプひとつの薄明かりのなかりに夜ひとりでいると大宇宙の中のけしつぶの自分を実感する。いつから始まったか定かではない、この天地間の一切のものが一つの例外もなく網の目のようにつながりあい、支えつつ、支えられつつ存在する。

 

12時半、斉食の儀。食前の言葉・・われ今幸いに仏祖の加護と衆生の恩恵によってこの清き食をうく。謹んで食の来意を訪ねて味の濃淡を問わずその功徳を念じて品の多少を選ばじ・・・いただきます

月末に藤祭りがおこなわれる。樹齢1300年ともいわれる藤の樹。まだつぼみだったが月末にはすばらしく今年も開花してくれる。

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