昨日は快晴で空気が澄み渡っていた。母親の3回忌、平等寺の霊園に墓参。山間部は冷えて、薄い氷がはっている。毎朝、家では線香をあげているが改めて母親のことを思う。92歳だったが、大正に生まれ、終戦間際に結婚し、私を焼夷弾の雨の中で産み、戦後、鉄工所をはじめた親父と油まみれでがんばり、ビルもでき、私を大学までやってくれたが卒業の年、連鎖倒産。苦労が続き、親父も74でなくなり、その後病気がちで、結局心底楽しむこともなく亡くなった。私が撮った微笑む写真がいつも我々を見守ってくれている。
PM2.5もゼロのような快晴。宝満山もくっきり。
自宅の梅もほぼ満開。木の枝の中にはいってヒヨドリを避けながらメジロが梅の蜜を吸っている。逆光をバックに0.5ほど露出をプラス補正して連写で撮影。
ふんわりと白き羽毛や薄氷
幸せをかみしめるひと時である。