ゴールデン・リタイアーズ

S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

150806 猛暑日。広島市長の平和宣言、高校野球100年目の節目での選手宣誓に感じいる!

2015年08月06日 | アフターセブンティ

 今日も朝から猛暑。8時から広島での平和祈念式典。70年前の今日、人類ではじめてアメリカが核爆弾を広島に投下、軍相手ではなく一般市民14万人を殺戮、三日後の9日に長崎で6万人を殺戮した。そして15日に天皇の玉音放送、日本は瓦礫と化して米英を相手にした太平洋戦争は終結、無条件降伏をした。アメリカは戦争を終わらせるために原爆を落としたという。必要悪だという。

原爆は絶対悪だと断言しながらも切々と発信された広島、松井市長の平和宣言。人類愛と寛容の精神で核兵器絶滅に努力したいと・・・・。敗戦後、米ソによって日本分断されることなく、朝鮮戦争特需で重工業も復活、防衛はアメリカに依存して経済一筋に日本は復興にまい進。鬼畜米英が何とアメリカの最大最強の同盟国として戦後70年やってきた。中国韓国がいまだに南京大虐殺や慰安婦問題を政治課題として日本に迫る。それに反して日本はなんと寛容と人類愛の精神にあふれていることか。20万人も殺された原爆投下国アメリカに対し恨みつらみの声は表面化しない。どだい戦争なんてものは人間を狂気に追い込むものだ。誰がどうだといえるようなものではない。だから戦争はやってはいけないということになる。ところが安倍政権は日本と日本人を守るためと称して戦争ができる国にしようとしている、のではないのか。国民はまだ納得していない

 猛暑の中、王貞治氏の始球式で10時半第97回高校野球が開幕。開会式で第一回大会の優勝校、京都二中の流れをくむ鳥羽高校の梅谷主将の感銘深い選手宣誓があった。1915年の第一回から100回目の記念すべき大会、その間、広島の原爆投下、敗戦、さらには東日本大震災など苦難をのりこえ、節目の年に甲子園で野球ができることを誇りにおもい、次の100年を担うものとして甲子園で躍動することを誓いますと力強く宣誓、式後のインタビューでも実に堂々としっかりした歴史認識をしていたのには感心した。おかしな人間もふえたが、立派な若者もいる。この大会が感動のもと終わるよう祈りたいね

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