24節気では大寒の次候、「水沢腹く堅し」みずさわあつくかたし頃、沢の水が厚く凍る。筑紫野市は大都会福岡天神より気温が2度くらい低いとされてきた。年に2~3回は雪が積もる。
26日の夕方から横殴りの雪。すぐにやんだが翌朝日曜日は雪化粧。外においてあったタオルがカチカチに凍っていた。
零下にはなっていなかったがすごい冷気。陽が照ってくると霧状態に湯気が出はじめてた。朝食のあと、早速被写体探しに出かける。
宝満山頂も雪化粧。畑の水分が熱せられて霧状態になっている。いつも行く松延池の様子も見にいったが霧が濃くて鳥たちの姿もぼんやり。
劇的な被写体との遭遇を期待してでてきたが期待外れ。身体が冷えただけだった。セブンのコーヒで体を温め帰還。
しかし昨夜の全豪オープン決勝は手に汗握ったね。第二セット、3度のマッチポイントをのがしチェコのクビトバに逆転された時には嫌な予感がしたがそこが大坂なおみ選手の一味違うところなんだろうけど見事に第三セットを6-4で押し切り見事、全米につぐ全豪制覇という偉業を成し遂げた。第三ゲームブレイクしたときのライン際のリターンエースは圧巻でしたね。
全豪優勝と同時になんと世界ランク1にもなってしまった。劣勢の時のメンタルの弱さも克服したパワーと技術とメンタルのトリプルNo1ですね。評判のインタビューコメントにしても謙虚で素直で飾らないがゆえに俗人の意表をついた言葉がでてきて聴衆を魅了するのだろう。人前での話は苦手とか、メモに話すことを書いていたが忘れてしまったとか、まったく飾るところがないのがいいのだろうね。
錦織選手はベスト4で宿敵ジョコビッチの前に棄権敗退となったが連日5時間越えの試合を勝ち抜いてきた段階で足の筋肉は悲鳴をあげていたのだろう。それにつけても大坂選手のあの筋肉は柔らかくて強靭、疲れを知らない超ド級のようにみえ、日本人離れしている。セリーナウイリアムスの再来だね。
そして日曜の夕方、日本では大相撲初場所千秋楽、関脇玉鷲が遠藤を引き落としで破って13勝2敗で初優勝をはたした。入門して90場所、15年間、1回も休んだことがないという34歳鉄人が優勝をもぎ取った。きしくもこの日に二人目の男の子が生まれるという大感動の忘れられない一日になったころだろう。しかしケガをしない体、稽古、取り口などやはり常人とは違うんだろうね。今までの玉鷲の印象は圧倒的に強いとおもうと簡単に負けてしまったり番付が上がったり下がったりの淡々たる繰り返しの感がしないでもなかったが今回の優勝で大関をみすえた相撲を展開してくれるのじゃないかね。NHKのスポーツ番組で出ていたが誠実な人間性には好感がもてた。大坂なおみとは違って遅咲きだが頑張ってもらいたいものだ。それにしても大関を期待されていた貴景勝があっけなく、押すそぶりも見せずに豪栄道に押し出された相撲はなったく納得がいかないね・・・
いやはやスポーツの世界は優勝をかけた決戦にはいろんな人間ドラマを生むね。だから大衆はスポーツ観戦するのかもしれない、みずからの果たせなかった夢をたくしつつ・・・・・