二十四節気、七十二候は時節の移ろいを72に細分化、自然感覚がどんぴしゃり、感心させられる。太陽暦(地球が太陽の周りを一周する時間を1年)と太陰暦(月が新月から次の新月までを1か月)を組み合わせた太陰太陽暦を旧暦と言い、立春、立夏、立秋、立冬を軸として24節気にわけ、さらに72候として時節の特徴を区分した。
新暦で7月28日から8月1日あたりが「大暑」の次候、土潤いてむし暑しの頃、むわっと熱気がまとわりつくむし暑さ、まさに今、長梅雨の雨がしとしと降っている。新型コロナウイルスのおかげで、知事から自粛要請がでなくともほぼステイホーム状態で気分は鬱症状。
2階出窓のペチュニアが鮮やかなピンク色の花を咲かせ気分を和らげてはくれるがGOTOキャンペーンの騒ぎにのっかる元気はわいてこない。いつもは庭先でうるさく鳴き続ける蝉の声もしない。蝉も梅雨明けを待っているのかしらね
来年に延期された東京オリンピックまで1年、アスリートたちの心身コントロールも微妙だね。新型コロナウイルスのパンデミックもおさまる気配もない。プロ野球も相撲も観客を限定して再開した。
新大関朝之山が連勝で優勝を狙えそう。序二段から復帰した元大関照ノ富士が給金をなおし平幕優勝も狙える。しかしよくぞケガ、病気から復帰したものだね。大したものだ。あと1週間楽しみである。
マイ軽キャンピングカーによる車中泊撮影ツアーは開店休業。鬱気分の元凶はこのあたりにあるかもしれないね。自動車保険の更新は済ませたが走行距離は5000km未満、今年免許証の色がゴールドになったので保険料は1万円ほど安くなって40530円。
久しぶりに池波正太郎の「剣客商売」「鬼平犯科帳」「仕掛人藤枝梅安」を書だから引っ張り出す。このステイホームで書棚にずらっと並ぶ藤沢周平や佐伯泰英など時代小説家の本を読み漁ってきた。
人はなぜスポーツに熱狂するのか、馬鹿みたいにファンになって応援するのか。いろんな境遇にある人間が自分の出来ない、できなかったことをヒーローに託すからなのかもしれない。剣客商売の秋山小兵衛、鬼平犯科帳の長谷川平蔵などヒーローの活躍に留飲をさげるのであろう。しかし作家というのは大したもの、読者を飽きさせないで次から次へと物語を展開させる。池波正太郎などグルメ通でしられていたが、本を読みながら,さつま揚げやだし巻き卵をあてに熱燗をぐいっとやりたくなりました。そして締めにざるそばをね!!!