ゴールデン・リタイアーズ

S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

250118 阪神淡路大震災50歳、福岡西方沖地震60歳、熊本大分M7連続大地震71歳、そして宮崎日向沖地震80歳!!

2025年01月18日 | アフターエイティ80代

 17日は6434人が亡くなった阪神大震災から30年。横倒しになった阪神高速道路、走っていたバスが半分、落下しかかって停止した衝撃的テレビ画像。死者の8割が60万棟近く倒壊した建物での圧死や発生した火事焼損7574棟関連での焼死と言われている。消防車や救急車が倒壊物で道路が封鎖されどうしようもない。住民が全員で救助に当たったとか。1981年以前の古い耐震基準の建物が多かったことや電柱の倒壊が大きな原因。現状の全国耐震化率は87%くらいになっていて2030年には100%を目指すようだが能登エリアはまだ半数の現状のようで、老齢化した過疎地域で耐震化がすすまないとか。大都市直下地震がおこればどうなるか誰が考えても明らか。救援は来ないと覚悟する必要がある。どこでも発着できる小型ヘリやそれこそ空飛ぶ車の開発が必要ですね。

自分史をひもとくと30年前、私は50歳。福岡在住で16日、神戸ポートアイランドでアパレルの企業の診断調査で現地を訪れていた。新しく開店されたショップなどへもインタビュー調査をしていた。もしその夜、神戸のビジネスホテルに泊まっていたらと思うと人の運命の儚さを思う。翌朝、福岡の自宅で暗澹たる思いでテレビ画像にくぎ付けになっていた。

それから10年後の2005年3月20日午前10時53分、福岡市西方沖玄界灘で発生した震度6弱の福岡県西方沖地震。当時60歳で大阪本社で勤務、単身赴任中。自宅の筑紫野市まで続く警固断層のづれとか言われ、相当揺れたらしいが家具の倒壊などはなかった。昨日、竣工披露があった福岡ワンビルの天神角地にあった当時の福ビルの壁面ガラスが相当数落下、幸いにもけが人はなかったようだがマグニチュードは7レベル。去年の防災セミナーでは別の宇美断層も我が家の近くにのびており、ことらのほうが危ういとか言っていた。

それから11年後の2016年4月14日と16日、熊本大分に震度6の地震が連続で発生、71歳、阿蘇大橋崩落、熊本城、阿蘇神社の崩落、甚大な被害がでた。

そして2024年、25年と宮崎、日向灘地震、津波警報。それにともない南海トラフ大地震との関連懸念警報なども出た。80歳。

要するに災害大国、地震大国ニッポン、わたくしの自宅周辺で10年サイクルで発生しているということ。石破内閣では防災庁に格上げして、国民の安全安心、財産の確保をするというがどこまで本気なのか?政府の常套文句、自助、共助、公助。はじめから国を当てにするなと言ってるようなもの。2Fのトイレが一番安心とかの説、まずは自らが増やしてきた住宅、家財で自分の命を奪われないようすべきですね。

アメリカ西海岸、ロスの山火事延焼で高級住宅12000棟くらい消失したらしいが1軒だけ焼けなかった住宅があったらしい。まわりの火事を想定して、壁面を耐火材料で覆い、スプリンクラー他延焼防止を考えて建築したとのこと。日本の住宅メーカーも防災やさらにはミサイル対策などセリングポイントにした住まいを開発提供すべき時が来ているのかもしれない・・・・・。

 


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