ゴールデン・リタイアーズ

S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

終日雨、在宅。77歳の児玉清、長門裕之逝く。

2011年05月23日 | アフターセブンティ

終日雨。6時目覚め、腰痛体操、ラジオ体操で脳を起こし、般若心経の解説本を数ページ読み、洗顔、ひげそり、コーヒーを入れ、トーストを焼き、新聞をとり、金魚に餌をやり、新聞に目を通しながら食事。しばらくすると妻が起きてくる。入れ替わりにトイレに行き、2Fにもどり、フェレットにもえさをやり、水もかえる。パソコンを開き、楽天証券のサイトを開いて、昨晩のアメリカのダウ平均をみる。今日もさえない展開になりそう。妻が掃除機をひっぱりだし、ガーガーやりはじめる。掃除機の選定ミス、音が大きすぎる。また階下におり、お茶をいれ、線香をたき、ご先祖さんに礼拝、般若心経をとなえる。雨なので外回りの掃除はない。あとはカメラ雑誌をみたり、時代小説を読んだり。簡単な昼食をすませ、また同じ繰り返し。カメラを引っ張り出して雨にぬれる木々を望遠で撮る。妻との会話はほとんどないに等しい。そして17時すぎ、はやい夕食。ワインか濁り酒か、焼酎ロックか、グラス1ぱい程度だが食事はいつもおいしい。後片付けをして、19時には1Fの窓シャッターを下ろす。外界と遮断。風呂は入りたいときにはいる。早いときは21時には床につく。こんな生活をあと十数年も続けるのかとふと思う。

テレビで児玉清さん、長門裕之さんの死去をつたえるニュースが流れ、二人の悔いなき人生模様が紹介されている。児玉清さんは原点が疎開先であり、そこで人生のなんたるかを感じ取り、あとはひたすら信念をもって俳優、司会業をつらぬき、常に自省的でひとへの思いやりを忘れず、ひたすら勉強を続けた。英語、フランス語にも堪能とかで大変な読書家であったとか。胃カメラがいやで胃がんの発見が遅れたとか、これも運命。かたや長門裕之さん、やりたい放題やってきた、太陽族のはしりとなり、南田洋子とのおしどり夫婦(実際はいろいろ大変だったらしいが)としてやってきて、認知症になった奥さんへ今までの罪滅ぼしとばかりの献身的な介護を2年間もやりとげたが洋子さんに先立たれ、そしてあとを追うように亡くなった。まあ「わが人生に悔いはなし」といえる一生だったんだろうね。多くの人に見送られ天国にみまかった。通夜、葬儀に参列される人々をみて家族、近親者は故人の人となりを再発見するらしいがなくなった本人の気持ちは本人しかわからない

自由時間六万時間をどう過ごすかの命題をもってスタートしたこのブログだがぼちぼちテーマの絞り込みが必要になってきたようだ

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「難所が滝」再訪、翌日、映... | トップ | 110525 バースディ登山、糸島... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

アフターセブンティ」カテゴリの最新記事