久しぶりに妻の兄さん、義兄がお彼岸の墓参にやってきた。こちらの霊園の墓じまいをして、福岡市内の永代供養の霊園に移る。今回が最後の墓参、私がプリウスを運転して三人で出掛けた。帰り、いつもの会食場所、山灯家で炭焼きチキンランチ。男客はわれわれ二人のみ。満腹。
今回、妻の発案で私が傘寿傘寿というものだから、ちょうど義兄も満で今年80歳、昭和19年9月生まれ、私が数えで80歳、昭和20年5月生まれなので、二人分一緒に傘寿祝いをしてくれることになった。行先は原鶴温泉。三人ベッドが空いていたのは5年ぶりのホテルパーレンス小野屋。このホテルは大浴場が畳敷きのユニークな温泉、露天風呂も風趣があり、料理もうまい。
昼が満腹になったのはまずかったがしばし自宅に戻り休憩。私の眼の調子はきわめて悪い。頭も重い。まあとにかく行動すれば忘れるということで私の運転で出かける。義兄も福岡市内から車で80分かけてやってきたので体調は私とあまり変わらないだろう。
道の駅原鶴、通称バサロでヒマワリ祭りをやってるというので立ち寄る。自宅から1時間半くらいか。開花したばかりのようで綺麗なひまわりだった。しかし蒸し暑い。空の雲をいれながらいいショットになるように奮闘。この時は目の不調も忘れる。
16時、ホテルに到着、駐車場はいっぱい。連休前の金曜日のせいだろうか。女性スタッフが5~6名ならんで出迎え、めずらしい。部屋に入りしばし休憩。食事は19時に設定。妻もじっくり実の兄と膝をまじえて話すことはすくないのでいろいろ話題が多く楽しそうではある。が、なんといっても75と80の兄妹だからそばで聞いていても歳をとったものだと感ずる。
日の入りが18時15分、夕日を撮るつもりだったのでとりあえず浴衣に着替えて露天風呂へ。洗髪もしてさっぱりする。久しぶりの温泉に身体をひたすとやっぱりいいものだ。6時過ぎホテルそばの筑後川の土手へ。どんよりした雲に覆われ、夕景はだめだった。
19時、1Fの食事会場。個室。スタッフがだいぶ変わった感じ。係りの女性、どうやらアジア系のよう。なんとなく日本語が怪しい。飲みものの注文、手間取る。冷酒がメニューをみると350ccで2000円前後、5種類くらい銘柄があるが女性とのやり取りむつかしい。マス酒うんぬんといってもすんなり通じない。ショットグラスを3つ頼んでとりあえず注文。妻の音頭で冷酒で乾杯、ちょっと甘口だったがうまい。奥様、企画ありがとうございました!
タイかベトナムかそのあたりの女性の感じがするが料理を一生懸命説明してくれる。義兄もここ数年、ずっと一人住まいで癌をわずらったり、大変だったようだが、お互い80までよく生きてきたものだと話題もいろいろ弾む。知らなかったことが結構多い。2本目の違う銘柄の辛口の冷酒オーダー。おいしい料理に舌鼓をうちながら食事を楽しめました。次回は妻の喜寿の祝いで私が企画をしてみましょうか。9時、部屋にもどりしばし歓談。
私は2度目の露天風呂へ。肌がすべすべになる感じの湯に身体をひたし夜空をみあげながらしばし、ぼーっと温泉をたのしむ。月は見えなかったが明日の日の出はどうなるか?!
部屋にもどる。メジャーの大谷がなんと3本塁打10打点で一挙に51-51を達成、とんでもないスーパースターですね。今年の春のWBCで大谷が二刀流、同僚のトラウトを9回裏三振にうちとり日本が世界1になったことを思い出させる。22時半、就寝。導眠剤飲む。義兄はすぐ眠れる特技もち、うらやましい。
翌朝5時半ごろ、カーテン越しに朝焼けの色が。がばっとおきて顔をあらい、着替えて、カメラぶら下げ外へ。雲は多いが朝焼けの空が広がっていました。この場所はいつ来てもなにかいい景観を提供してくれる。朝焼けを追って夢中で歩いていく。なんやかや言いながらこういうことが好きなのかもしれませんね。
6時過ぎ部屋にもどり、畳敷きの大浴場へ。ひげをそりさっぱりして7時過ぎ朝食、ここのバイキング朝食も豊富な食材メニューでおいしい。まあ人間、食べている時が一番幸せ。
午後から雨予測ということで義兄の交通安全を妻が考慮、9時過ぎチェックアウトして、道の駅三連水車に立ち寄り買い物、ここの三連水車は鉄製。すぐ近くの藤井養蜂場により緋鯉や三連水車(ここは木製の本物)をカメラに収める。
昼前自宅に到着。妻がニュー麺をさっと作り義兄は昼、福岡に帰っていきました。すぐに大粒の雨がふりだす。無事到着のメールがきたが途中、前方が見えないくらいの土砂降りに遭遇したとか。無事に帰れてよかった。
いずれにしても、「傘寿男」二人の温泉ドライブツアー、あり難いことでした!!!
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