新型コロナウイルスがインフルエンザ並みの5類になって全国的に花火や祭りが再開されている。夏の風物詩であった花火大会が最近の酷暑のおかげで秋開催になっていたり、突然の冷え込みや雷雨で大変だったり、関西などではダンジリで人が圧死したりの事故発生などテレビの話題にはことかかない。
そういえばわが福岡でも7月の博多山笠では事故死があった。ダンジリと言い危険は付き物、参加者は承知でやっているのだから外野席からとやかく言ってもらいたくないということのようだ。おまけに日本人はお祭り好きと言うか、よくもこんなにたくさんの人間が祭りやイベントに参加するものだ。年寄りはまずは人の多さに閉口して行動が鈍る。
それはともかくわが住宅団地でもコロナ禍の時は年二回の団地内ゴミゼロ運動(大掃除)も中止だったり、年次総会も書面で済ませていたり対面なしが続いた。で今回、久しぶりに団地のイベント、秋祭りに出かけてみたというわけ。今年は団地の会長が女性で奥さん方の協力体制はなかなかよさそうだ。おまけに参加率をあげるために事前に金券千円分が配られたりしたものだから、わたしなど昼飯を調達するつもで出て言った次第。
11時半の会長あいさつから始まって、近くの高校生グループの太鼓演奏、
ヤクルトやビールの早飲み競争、最近できた団地防災グループの発案での〇✖クイズ、
女性グループ主催の健康体操、
そして抽選大会など何かに付けてお楽しみを準備。顔見知りの男たちは生ビール片手に談笑。十数年前、私も自治会の役員だったころは夏祭りで、役員がそれぞれ生ビールやかき氷、焼きそばなどを担当して、汗をかきかき頑張ったものだが、今回は業者に委託してトラックが4~5台、カレーや焼きそば、焼き鳥ほか諸々提供していた。
高齢化がすすんでいるし、こういう場にあまり出たがらない(私の妻も)人も多いが、こういう時代だからこそ、防災上も独居老人対策でもこのようなコミュニケーションの場が必要な気がする。
実際、でてみて、顔や名前を知っている人が極めて少ない。団地内掲示板にも住民の名前が削除され区画ナンバーだけの掲示板になった。プライベートに関与してほしくないという人種が増えたのかね。ストーカーや訪問セールス対策なのかもしれないがせちがらくも危うい日本になってきたものだ。
来月、団地内防災訓練がありますからご参加よろしくと司会の奥さんが訴えていた。炊き出し訓練などもやるらしい。いいこととは思いますが・・・・
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