ゴールデン・リタイアーズ

S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

130410 雁、北へ帰る。日本ハムはほんとに大谷に二刀流をやらすつもりか?

2013年04月10日 | 辛口ひとりごと

24節季では今頃は「清明」の次候(初候、次候、末候)にあたり、雁が北へ帰る頃とある。雁風呂という津軽の民話にもとづく春の季語があるらしい。秋に雁が渡ってくるとき海面に浮かべて休むための小枝をくわえて飛んでくるが浜辺にたどりつくとその枝を落とす。次の春にはその枝を拾って北に帰る。が浜にまだ残っている枝は冬になくなった雁のもの。浜の人は供養のためにその枝で焚いた風呂を旅人にふるまったという伝説。

    雁風呂や生木のような父の臑  柴田千晶

 さて身長192センチの大谷がしなやかで強靭な体をいかして打撃で開幕から出場している。いまや日本を代表する楽天の田中には2三振を喫したが、今までのプロ野球史上で二刀流でどちらも一流になった選手はいない。あの世界の本塁打王、王選手も元は早実の投手であった。二兎を追うもの一兎も得ずというがプロ野球の世界は二兎を追えるほど甘くはないようだが、早い段階で日本ハムの首脳陣はどちらかに決めてやる必要がでてくるのではないか。他人事ながら心配になる。

 

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130408 花まつり、釈迦誕生日。人類の平和のために国益ではなく地球益を!!

2013年04月08日 | 本、映画

 

4月の写経会にでた。8日は花祭り、お釈迦様の誕生日、その日、天から甘露の雨が降ったいう言い伝えから甘茶を供してお祝いするようになったとか。今や中国から黄色や黒の雨雲がやってくる。北朝鮮からはミサイルが飛んでくるかもしれないきな臭い東アジア。いったい国の指導者は何を考えているのか

西日本新聞の「時代への眼」にハーバード大学名誉教授の入江昭氏の提言がのっていた。地球益の意識で尖閣問題に対処せよという論説。自分の国はすべて正しく相手国はすべて悪い、妥協を求める動きもなく大局的判断をしようとする姿勢もない、習近平よ、もっと大人になれと言いたいのだろう。歴史と地理が国家の定義を決めるという。戦争の時代と言われた20世紀はまさに領土をめぐる帝国主義戦争であった。戦後68年、またぞろその愚を繰り返すのか。

国益というのは裏返せば自己益だ。TPP反対論者も国益国益というが実は選挙に通るための自己益が裏にある。習近平も軍のてまえ尖閣には強硬な方針を打ち出さざるを得ない。人間というのはほんとに懲りない動物。入江教授のおっしゃる地球益で考えましょうと日中首脳が世界に宣言したらすごいことになると思うが・・・男の本能をつきだすばかりではいけない

御笠川にはアオサギが優美な姿で飛んでいた。孫たちがやってきた。月曜日は図書館など諸官庁施設は休館。しかたないので大宰府遊園地につれてゆく。

日本の平和、世界の平和を守るための各国リーダーの責任は重い。国益ではなく地球益で考えるリーダーよ、出よである。

 

 

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130406 時は「清明」、孫をつれて原鶴温泉へ1泊ドライブ

2013年04月06日 | マイ家族

24節季でいわく「清明」。すべてのものが生き生きとする頃。沖縄では大きな墓の前に一族郎党が集まり先祖供養のために「清明祭り」(シーミー)が行われる。本土では「幻鳥至る」、海を渡ってつばめが南からやってきている。孫娘は11日が新1年生の入学式。あとわずかの休み。せがまれて家内がネットで割安温泉予約。昼前に孫たちがやってきて昼食をすませ1時過ぎ出発。約1時間、浮羽の藤井養蜂場に車をとめ三連水車を見に行ったが田植え前で動いておらず。軒下にへチマに絵が描かれていたのを撮る。

車で数分の三連水車道の駅に行き、孫たちはブランコや滑り台で遊ぶ。子供たちはじっとしていない。遊びの天才だ。元気そのものである。ここの三連水車は鯉のぼりが泳ぐ下で水をくみあげていた。車で15分ばかりの原鶴温泉に向かう。大橋のたもとに黄色の菜の花と白い大根の花が一面に広がっていた。16時ホテル着。孫たちは早速温泉へ。私は先ほどの橋のたもとまでウオーキング、写真を撮りに行く。

17時半ごろホテルにかえり、露天風呂につかる。去年はちょうど桜が満開で花弁が湯に舞い落ちていて風情たっぷりだったが今年はすっかり桜は散っていた。貸し切りみたいなものでゆっくり手足をのばす。心地よい。この温泉は硫黄泉でぬめりがあり美人湯といわれている。

18時から夕食。孫たちも楽しそう。冷えたビールがうまい。女性陣は白のグラスワイン。うまい料理に舌鼓、すっかり満腹。部屋に戻り一休み。また孫たちは温泉へ、ほんとによくやる。家内は血圧の薬を飲んでいるが何回も温泉にはいって大丈夫か心配になるが楽しそうだ。しばらくして私も露天へ。夜空をながめながら熱い湯に浸る。

   葉桜の 影がゆらぎし 湯の香り

ふろあがり缶ビールをのみながらライトアップされた庭をながめる。静かなひととき。翌朝、6時に起床、カメラをぶらさげ散歩に出る。少々肌寒い。朝の筑後川、ここにもさぎやかもが川べりや川面にその姿をあらわしている。

桜は散って葉桜になっているが朝の筑後川は清涼感に満ちている。

1時間余り散歩してホテルにもどり、3回目のオフロ。心身が解放される感じだね。季語がおもいつかなかったが

     朝ぶろや 湯けむりゆらぎ 五体ゆらぐ

8時から朝食。このホテルのバイキングはグーだね。一品一品が吟味されている感じがする。いつも朝は洋食なのでここでは和食にする。孫たちも無心にたべている。うまいものを食べているときは皆、無口になるのは大人も子供も一緒。大満足で部屋にもどり一休み。孫娘と家内はなんと4回目の風呂に出かける。今日も天気はよさそう。朝の光がホテルのロビーにさしこみ、フロアに外の景色が映りこんでいる。

露天風呂は9時までとなっていたので私も負けじと4回目に挑戦。明るい日差しに湯面がきらきら輝き、熱い湯とあいまってすこぶる気持ちがよかった。9時半ごろ、スタッフが風呂掃除をはじめていた。記念にと頼み込んで露天風呂をとらせてもらう。普通、ホテルのチェックアウトは10時だが会員になると11時OKとのことでゆっくりくつろぐ。まあ、今時の孫たちが温泉好きとは驚きではある。ホテルをでて、福岡スバル浮羽営業所により。娘の車のキーの電池交換をする。昨日キーレスエントリーの反応が鈍くなりキーを差し込むと警報ブザーが鳴り始め驚いた。通常3ボルトだが一寸低下するだけで反応が鈍くなるらしい。プリウスも同じなんだろうね。最寄りの道の駅でおにぎりなど買い込み内山緑地に向かう。ここも去年のしだれ桜はすごかったのだが今年はすっかり散ってしまい、八重桜のぼってりしたのが存在感をだしていた。

うららかな景色を眺めながら食事をしているとJR九大線の赤い電車が走っていた。

ほんとに眠くなるような春のうららかな日である。シャバでは食わんがために皆頑張っていると思うと申し訳ない気持ちになるが、日銀の黒田総裁がこの2年で通貨量を倍にすると発言、日経平均が13000円を超えたとか、民間企業の業績見通しやサラリーマンの給与増など実体経済が伴わないと物価高の不況なんてことになりかねない。安易に浮かれてはいけないだろうと思うがね。15時、事故もなく帰宅。結構な温泉1泊ドライブでした。孫たちも4回の温泉で顔がツヤツヤしていた。

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130404 惜しい!ダルビッシュ、最後の1人で完全試合逃す!!

2013年04月04日 | 趣味と交遊

関東地方は大嵐で桜は完全に散ってしまった。都府楼跡も葉桜、2~3日前は疎水に花筏(はないかだ)。散った桜が流れ、よどみにうずを巻いている。

        花筏 宴をあとに 流れけり

 おりしもメジャーリーグでは大観衆のレンジャーズのダルビッシュが1万試合に1回という確率の完全試合にあと一人と迫っていた。5回くらいからチームメートはきずかって誰もダルに話しかけなくなったとか。観衆も監督もチームメートも金縛りにあったような感じではなかったのか。無情にも9番打者への初球はダルの股下をくぐり、ショートのグラブ先1Mをセンター前に抜けてしまった。これで完全試合もノーヒットノーランも消えてしまい、周囲は茫然、ダルは苦笑い。

 日本で十数年前、完全試合を果たした解説者の元巨人投手槙原氏が最初の1球は外角にはずすべきだったと。まあ、監督でもキャッチャーでもよかったがダルに気持ちを落ち着かせるためにマウンドに歩み寄ってやればよかったのにと素人発想では思うがね。まあ、しかし奪三振14の素晴らしい投球で完全試合に匹敵するダルビッシュ開幕1勝ではありました。

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130402 紫木蓮(シモクレン)咲く、はや4月。国民栄誉賞?

2013年04月02日 | 辛口ひとりごと

白木蓮の花が落ちて、次に紫あざやかな紫木蓮(シモクレン)が咲いた。24節季では春分、末候の「雷乃声を発す」、春雷の四月である。雨滴をのせた紫の花が美しい

桜は散って葉桜になりかけているが我が家の庭は真っ白な「利休梅」と紫のコントラストがきれい。3~5月の庭が一番いろどりが豊かな季節。

 今日はどこのチャネルを回しても長嶋茂雄、松井秀樹一色。国民栄誉賞ってなんだ。デフレで給料も10数年あがらないサラリーマンにうっぷんをはらさせてくれたスポーツマンへの功労賞か。TVインタビューをうけた国民が一様によろこばしいとコメントしているが・・・。メジャーといえば開拓者は野茂秀雄だ。しかもノーヒットノーランを2回も達成している。まったく荒野の中をみずから開いたのが野茂秀雄だ。この閉塞時代に日本人のパイオニアスピリッツを喚起するには野茂秀雄が一番と思う。選定基準が記者会見を待つまでもなく曖昧だ。すなおに受賞をよろこべる心持をもっているひとは幸せだね。

まあ、ごちゃごちゃいうのはやめにして、ダルビッシュがサイヤング賞をとって、日本ハムの新人大谷が投打の二刀流で大活躍して、みている我々の気分を良くしてもらうことにしよう。

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