ビルマ

5/9
「サイクロンミャンマー襲い死者多数軍事政権支援を拒絶()」
「十万の死者とは未曾有都市一つまるまる亡ぶそんな被害か()」
「金網の向こうで弾ける竪琴は日本の曲を悲しく流す()」
「水島が残った国は美しいわたしは思う変わってほしいと
(『ビルマの竪琴』)」

柏木〔9〕

5/9
「一条の宮にも終始お見舞いにお伺いになり慰めたまう()」
「君がうえし一叢すすき虫の音のしげき野辺ともなりにけるかな(古今集)」
「ことならばならしの枝にならさなん葉守の神のゆるしありきと(#10)」
「柏木に葉守の神はまさずとも人ならすべき宿のこずえか(#11)」
「今は亡き人と思ってねんごろに懸想じみずに優しくいえる()」
「夕霧は直衣姿もすっきりと身の丈高くすらりとしたり()」
「この君は男らしくて朗らかでふと見た時に綺麗と感ず()」
「六条院まして月日が立つにつれしみじみ思う衛門督を()」