そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

能百番〔093 遊行柳〕

2008年05月20日 |  / まんが能百番
5/20
「この能は西行法師が東北で出会いし柳の能仕立てなり()」
「道のべに清水流れる柳かげしばしとてこそ立ちとまりつれ(西行)」
「一遍の教え受け継ぐ上人は遊行の途中白河に来る()」
「老人が現れ案内旧街道西行詠みし古塚の柳()」
「上人は翁に渡す十念のお札をもらい塚に消えゆく()」
「所のものに柳の謂われ聞きたれば老人がなす奇特を話す()」
「上人が古塚の前で念仏を唱えていれば柳の精が()」
「念仏の功徳によりて草木も成仏できることを喜ぶ()」
「老精は柳のことを本朝や唐の故事引いて語れり()」
「語るうち静かに立って舞いたるがやがて消えゆくいずこともなく()」
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鈴虫〔3〕

2008年05月20日 |  / 源氏物語
5/20
「十五夜のこととて催しあるとして兵部卿が渡り参らる()」
「大将や上達部など少しずつつどい集まり月を楽しむ()」
「土器が二廻りほどした時分冷泉院から消息があり()」
「雲の上をかけ離れたるすみかにもものわすれせぬ秋の夜の月(#24)」
「月影はおなじ雲井に見えながらわがやどからの秋ぞかはれる(#25)」
「それぞれの車をだして順番を整え皆でお出ましになる()」
「冷泉院急な訪れ驚くも久しくもあり喜び迎え()」
「年ととも立派になった容貌は瓜二つなり源氏の顔と()」
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