そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

夕霧〔2〕

2008年05月29日 |  / 源氏物語
5/29
「この調子怪しく思う北の方その目気になり訪問できず()」
「八月なる二十日ころには行きたいと普通の見舞いのように振舞う
(秋の風情も深くなってきたので)」
「仮初の宿といえどもその風情小柴垣などみやびに作る()」
「客人を宮がおられる御簾の前お入れ申して取次ぎをする(女房が)」
「旅先の質素なお宿の御簾の中自然気配でそれとわかれり()」
「取次ぎに手間取る間に少将の君とはなせる物語して()」
「三年もたった今でもよそよそしもう限界と文句をいえり()」
「夕方に空にもしっとり霧かかり蜩鳴けど山陰暗し()」
「山里のあはれを添ふる夕霧にたちいでん空もなき心地して(#26)」
「山がつのまがきをこめてたつ霧もこころ空なる人はとどめず(#27)」
「浅はかな男とされてもえいままよ思いのうちを打ち明けんとす()」
「供のものお側に呼んで指示をする今夜は近くで旅寝をすると()」
「夕霧は宮に旅寝を伝えてはできれば御簾のそばを貸してと()」
「いつにない厭らしいことと思えども荒立てぬよう黙っていたり()」
「とりつぎの女房の後ついてきて御簾の中へといざりはいれる()」
「呆れては不気味になりて逃げようとすれば御衣の裾を踏まれる()」
「水のように汗を掻いてはわななきて泣かんばかりに訴えにけり()」
「けしからぬ男のように思し召す私の気持ち聞き及びでは?()」
「包むには余れる思いはしかたなしただお許しが出るまで待つと()」
「こらえても宮の有様懐かしく品格ありて魅力的だと
(優雅なことは類まれなり)」
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

能百番〔100 雷電〕

2008年05月29日 |  / まんが能百番
5/29
「延暦寺座主が天下の泰平を祈って法会執り行えり(法性坊が)」
「夜が更けて扉をたたくものがあり覗けば菅家がおりました()」
「道真は僧正がする供養とか生前の恩に感謝をしたり()」
「道真は雷神になり報復に行くからあんた来るなといえり(内裏へ来るなと)」
「僧正が内裏より三度乞われれば求めに応じ参内すると()」
「怒っては供える石榴を噛み砕き妻戸に吐けば火焔になれる()」
「僧正が法力により消しとめて菅丞相煙の中に(消える)」
「僧正が紫宸殿にて祈祷せば雷神となり菅公が出る()」
「暴れるが法力により鎮められ贈位を受けて虚空へかえる(天満天神の贈位)」
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする