そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

能百番〔092 山姥〕

2008年05月19日 |  / まんが能百番
5/19
「山姥は歌舞伎の世界で足柄の金太郎さんの母で出てくる()」
「わが叔母は山姥の歌好きという山また山を駆ける姿が()」
「能にてはもっと抽象した姿、鬼・山・季節・宇宙そのもの()」
「ある遊女曲舞いうまい山姥のあだ名つけらる百万ヒャクマ山姥()」
「この遊女あるとき行ける善光寺境川から険しい道に
(里人の案内で上路道を行く)」
「そのうちに辺りが暗くなってきてどこからとなく女がきたり()」
「その女宿を貸そうと一行を自分の庵に案内したり()」
「宿につき女は望む曲舞を舞えば明かせるわれが山姥()」
「夜が更けてあなたが謡えばわれは舞う約束をして消えてしまいき()」
「夜が更けて百万山姥笛を吹き歌っていると鬼女出る()」
「山姥は深山の様子境涯や山巡りなる話して舞える()」
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鈴虫〔2〕

2008年05月19日 |  / 源氏物語
5/19
「三宮出家をされた今となり不憫と思いいたわりたまう()」
「ありはてぬ命待つまの程ばかり憂きことしげく思わずもがな(古今集)」
「三条の御殿も綺麗に造作を加えて整備なされたまいき()」
「三条の御倉に領地の収穫や宝物など収めたまいき()」
「そのほかにいるものなどや女房の扶持などすべて面倒を見る()」
「秋の頃御殿の一部改築し尼君が住む風情に変える()」
「後を追い御弟子になれる尼たちは覚悟をはかり10名ほどに()」
「その庭に虫を放ちて夕暮にその音きくふりして渡りたり()」
「大殿は虫にかこつけ色々といいよってきてうとましくなる()」
「十五夜の月が姿を隠すころ宮は仏前念誦をされる()」
「秋好の中宮様は松虫がまさるといいて庭に放てり()」
「鈴虫に混じって鳴ける松虫の音は聞こえないいないのかしら()」
「松虫とめでたいなだがそれに似ず寿命の短いものなんですね()」
「大方の秋をば憂しと知りにしをふり捨てがたき鈴虫のこえ(#22)」
「心もて草の宿りを厭えどもなほ鈴虫の声ぞふりせぬ(#23)」
「珍しく琴とりよせて弾きたれば宮は惹かれて数珠をとめたり()」
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