仙台ラーメン最強伝説

日々最強を更新♪

食堂ミサ 本店(新潟県上越市)

2020年06月17日 | 新潟県

前回の続き)仙台から新潟市まで下道で行く場合は山形県南陽市から小国(おぐに)を通り新潟県に入ったら国道7号線まで出ないうちに国道290号線を左折して胎内市を通るのが近い。

国道290号線も昔は山間の細い田舎道でしたがここ数年ですっかり整備されて8割がた走りやすく快適な道に変化していて時の流れの速さに驚かされます。

 

先日新潟に行った時にもこのルートを通り仙台から約180キロを4時間弱で走り切ってから「道の駅胎内」に着いたのが朝の2時頃。ラーメン屋が開くまでシートを倒して一休みするのが新潟ラーメン遠征時の常時のルーチン。

ちなみにここ「道の駅胎内」はトイレがウォシュレット完備なので安心して車中泊が可能。胎内市のゆるキャラ「やらにゃん」にご挨拶をば。

ところで新潟県内で車中泊をしていると結構な確率で職質をされます(自分だけ?笑)この日も休んでた時にパトカーに横付けされて職質されてしまいました(汗)車中泊あるある!?

免許証を提示しながら新潟に来た理由を聞かれて一瞬警官が知ってるか試したくなり「胎内市のアイドルれなぽん長谷川玲奈の聖地巡礼に来ました」と答えそうになりましたがもし知らないと多分話が面倒になるので止めました(笑)

普通にラーメンを食べに来た旨を伝えるとすんなり解放。その時たまたま車載ポータブルブルーレイで流してた「カワイク大爛闘!バトルロアイドル」を見られて「アイドル好きなの?」と警官から聞かれたのはほんの笑い話ですw ええ好きですとも

 

という事でここ胎内市が誇る元NGT48の現在・声優アイドルれなぽん長谷川玲奈の十代最後の瞬間を切り取るファースト写真集が8/24に発売されるらしいから要チェック!(ステマ)

長谷川玲奈1st写真集公式@8月24日発売決定! on Twitter: "【特報!予約開始!】#長谷川玲奈 1st写真集が8月24日(月)に発売決定! 10代最後の瞬間を全て撮り切る一冊! 詳細、オフショなどはこちら公式アカウントで!まずはぽんちゃんご本人からご挨拶!#ぽんちゃん1st #秋田書店 ※本日よりamazon、楽天ブックスから先行予約開始

 

さて翌日、新潟市内に移動してからはメロンパンの美味しいパン屋を求めてお初の「La Boulangerie Richer(ラ・ブランジェ・リシェ)」に行ってみます。

おーメロンパンのラスイチ(?)ゲット。

シナモンロールも人気と聞いてたのですがなんかちょっと見つからない。

あーもしかしてこれかな?

ロール状じゃないけどクロワッサン生地にヘーゼルナッツクリームがかかってて美味しそう。こちらも購入。ラ・ブーラン何とか(覚えられん)ですが人気があるお店のようで特に女性客で結構賑わっておりました。良い店を見つけたな。また今度来てみよう。


さて道中のオヤツを買い込んだ後は国道116号線を南下します。弥彦山の麓で田植えの光景が見えてきました。春ですねぇ。

途中国道8号線と合流する柏崎市の辺りで海が見えてきました。

もう少し天気が良かったら夕陽が見られるんですが今日はちょっと無理かなぁ。

 

上越市に入ったのが14時過ぎ頃。ここらで上越エリアのソウルフードの味噌ラーメンをいただきます。こちら上越市で作られた白味噌を使いタマネギ主体の野菜がたっぷり乗っているのが特徴との事で「食堂ニューミサ」が人気店との事ですが店内写真撮影禁止だらしいのでパス。

今回は上越味噌ラーメンの元祖店「食堂ミサ 本店」に向かいます。

「みそラーメン」が人気の食堂ニューミサが9月23日に50周年イベント|上越タウンジャーナル

上越市内にあると聞いてましたが市街地からは約25km離れてて妙高市よりも南に有るんですね?上越市って結構広い(汗)国道18号線を30分近く南下していくと国道沿いに「食堂ミサ 本店」の看板を発見。

コロナ禍で営業時間が切り上がっていて15時閉店にギリギリ滑り込みセーフ。

変な時間に入店したのに快く迎えて頂けて有難うございます。


みそラーメン(並)」860円

早速のスープですがベースは豚骨と鶏ガラの合わせで油量は少なくあっさりめの動物系に甘めの白味噌ダレがブレンドされて優しい甘さを醸し出しています。

さらに大量のタマネギとモヤシ少々がどっさりと乗せられてタンメン的に野菜の甘味をスープに溶かし込んできます。スープ中には挽き肉と一味が隠し味的に入りニンニクも少々潜ませて有りパンチをプラス。単調にならないような工夫を感じます。

それにしてもタマネギがメチャメチャ多くてこんなに沢山のタマネギを一回で食べたのは初めてですね(笑)女性の方は食べきれないかも?ただしきちんと火が通っていて辛さは無くシャキシャキとした食感が絶妙です。

麺は黄色い中太縮れで味噌スープとの相性は間違いないもの。結構スープ量も多いですね。なんとか完食です。旨し。

# 土地柄ですね、地元スキー選手さん達のサイン色紙が多数飾られてました。

# ロケーションも最高ですね。自分根が田舎人なのでこういう光景は和みます(^^

 

さて「みそラーメン@食堂ミサ 本店」ですが甘い甘いと聞いてましたがニンニクや適度な味噌の塩気などがしっかり効いていて見た目よりも芳醇な味噌スープらしさを感じました。およそ半世紀の歴史を持つ上越市のソウルフードたる一杯。ごちそうさまでした。(次回へ続く)

(20/05/20)
食堂ミサ 本店/新潟県上越市中郷区稲荷山598

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関屋 福来亭(新潟県新潟市)

2020年06月14日 | 新潟県

前作より1年9か月ぶりになるNGT48の新曲「シャーベットピンク」7/22リリース決定。しかもセンターは初の研究生からフレッシュなドラ3藤崎未夢が大抜擢。

初物センターとは思い切りましたな。藤崎未夢って「にいがったフレンド」で”ひよこ感染”させてた子だったし度胸は満点なはず。期待したい。地上波とかで見られたらいいんだけどな。無理かな。

 

NGTと言えば例の事件は避けて通れない訳で(クリックで過去記事へ)いまだ収まらない怒りも有りますが(このブログでも散々書きましたが)まほほん@山口真帆が「この子たちは守りたい」と語った元チームGメンバー含め白メンバーはみな被害者な訳です。

NGT前支配人の早川麻依子氏、SNSで退任挨拶 - AKB48 : 日刊スポーツ

事件当時の逃亡した今村支配人は問題外としてメンバーに寄り添う姿勢がまるで見えなかった前H支配人も4月に退任。運営会社自体が委譲され一新されてますしここらでNewシングルってのはタイミング的にも悪くない。# 角ちゃん全て同じ顔(笑)The角スタイル!

山口真帆がいじめ発見?藤崎未夢に西潟荻野ageブログを書かせたとの憶測 │ 黒白ニュース

# そいえばこんな噂話もありましたっけ。

 

何より不義理や不条理が有れば運営にもメンバーにも果敢に噛みついてゆく南斗最後の将ストロング”角スタイル”角ゆりあがNGTキャプテンで有ることはデカい。これ大事。角ちゃんが居れば新生NGT48は未来へまい進できると信じられます。

角ゆりあ on Twitter: "卒業発表について自分の気持ちです。 語彙力ないので、文章がおかしいかもですが読んでくださると嬉しいです。

フレッシュセンターを引っ提げて両脇を新潟市出身の聖戦士オーラバトラーつぐみん小熊倫実(←何気に大抜擢)と個人的に推しメン村上市の太陽ひなたん本間日陽という白メン2人が固める布陣って案外最強かもしれない。新曲「シャーベットピンク」発売を楽しみに待ちたい。バズリズム02辺りでライブ映像流して欲しい。

 

さてそんな角ちゃんですが”彼女とデートなうに使っていいよ”に「これが欲しいんだろ」とばかりに自分じゃなくつぐみん小熊倫実の画像をアップしたりこれも角スタイルなのか。6/12からTwitter再開したようで今後が楽しみ(←すっかり角ちゃんの虜になってる自分、笑)

 

 

さてラーメンも新潟から

今回は新潟市内で頂ける新潟ご当地ラーメンの一つ”燕三条系”の名店「関屋 福来亭(せきやふくらいてい)」に行ってきました。

実は移転前まだ店名通り関屋に店舗があった頃に何度か行ったことがあるのですが物凄い行列と駐車場のなさで諦めたことがあって今回は数年ぶりのリベンジになります。

「関屋 福来亭」を支える二代目店主。歴史を背負うとは。 | Things(シングス)|新潟のローカルなWebマガジン

開店10:00に入店しましたらもう既にお客さんが数名着席されてて皆さん食べる気満々で(笑)待機されてました。朝10時からこの手のガッツリ系ラーメンを頂けるのって何気に有り難い。

玄関入ると大き目な風除室が有って椅子が並んで待機しやすくなってました。


ラーメン」750円

早速のスープですが豚骨、鶏ガラベースの動物系に細切れ乗せ脂がびっしりとスープ表層に浮かんでいます。豚脂の油膜も厚めで燕三条系らしいコッテリ感が良いですね。

醤油ダレは配合やや強め。濃口醤油主体の品の良い香りが豚の甘味を丁寧にまとめてくれています。魚介系は煮干し出汁でギュッとピンポイントで効いておりミネラルな塩気と軽い酸味が強めの動物系とよくマッチしてこの上ない旨味を醸し出してくれています。

合わせられる麺は強く縮れさせた平打ち太麺で固めの茹で加減のもの。インパクトあるスープにがっちりと絡みます。チャーシューは固めの食感ながらスープに勝る塩気の味付けが為されており美味し。

さて「関屋 福来亭」の燕三条系ですが唯一違和感を感じたのはタマネギじゃなくて通常のネギが少なめに合わせられる箇所。これはこれで悪くないですが個人的にはやっぱタマネギの方がマッチしてる気がします。ちなみに大油を頼んでいるお客がいたので大油も頼める模様(有料か無料かは不明) 次回は大油で頼んでみよう。(次回へ続く)

(20/05/20)
関屋 福来亭/新潟県新潟市西区小新1546-2

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きりきり善兵衛 イオンタウン釜石店(岩手県釜石市)

2020年06月11日 | 岩手県

前回の続き)弘前で煮干し香る一杯を頂いた後は旅も後半戦。弘前を発って国道282号線を盛岡方面に向かいます。

普段よりも交通量が少なく特に大型の貨物等がほぼ居ないので運転が楽で有り難い。ただ贅沢な悩みですが逆に少し眠くなりまして途中岩手山のふもと辺りの道の駅で車中泊。明日は盛岡で何か食べて4号線で帰仙しよう。


ぐっすり睡眠を取って翌朝起床。なんか急にまた磯ラーメンが食べたくなって(完全にハマってますね)方針転換。盛岡を通り過ぎて国道106号線を宮古に抜け二日ぶりに三陸地方に舞い戻ります。

大船渡では以前食して衝撃を受けたスイーツを頂くべく「道の駅さんりく」に立ち寄ってみました(クリックで過去記事へ)が、生憎の臨時休業中で有りつけず。まぁしゃあない。


さてちょっと時間が前後しますが昼ラーメンはいよいよケンミンショーで紹介された磯ラーメンの元祖店を目指します。

岩手県~青森県の三陸地方に広がる海産物を用いたご当地ラーメン「磯ラーメン・浜ラーメン」の元祖店が大槌町にあるとのことで国道45号線を南下して吉里吉里エリアに向かい「きりきり善兵衛」に到着。

こちらの前身「吉里吉里ドライブイン」にて昭和44年に「磯ラーメン」として提供されたものが元祖なのだらしい。

だがしかし”閉店”の張り紙が出てました。マジか!?後から調べたら3/29に閉店されたとの事で一か月遅かった模様。コロナ騒ぎとかも影響あったのかな?残念です。

だが救う神あり、ここから20キロ近く離れたイオンタウン釜石に支店があるとの事で急遽向かいます。


途中で大槌町のひょっこりひょうたん島こと蓬莱島に寄り道。何度見ても奇妙な島ですが眺めてるだけで不思議と心が和みます。

45号から折れてここに来るまでの道が以前よりも大分整えられてて驚きましたが、ただ震災前と比べるとまだ何にも無くて民家は無く会社らしき建物が数軒立っているのみ。間もなく10年経過しようとしてますが復興は道半ば。まだまだ時間がかかるのでしょうね。


さて釜石市に入るとイオンタウン釜石は結構湊の近くに有りました。よくあるイオン系のSCに見えますが1階部分が駐車場になっているのが珍しい。これは津波対策だそうでさらに屋上が避難所として使用できるようになっているのだそうです。

 

きりきり善兵衛 イオンタウン釜石店」の入ってるフードコートは2Fに有りました。

メニューを見て釜石らしさを感じる「ラガーらーめん」も気になりましたが、それよりもっと気になったのは料金表示の(税抜+税)という書き方。税抜+税を足したら税込み金額になりそうですがなぜシンプルに(税抜)としなかったのだろう?(笑)混乱を呼びそうな気がしますがまぁいいや。


磯らーめん」920円(税込)

消費税表記がどうこうとかそんなことが吹き飛ぶくらいにこの海産物の盛り付けが豪華で良いですね。シュウリ貝、ホタテ、イカ、エビと海のスターたちが並びます。

スープの方はガラ味をベースにした塩味基調でそこに海藻類のトロミが入り磯の香りを漂わせてくれています。

ミネラルな旨味の効いた味わいはコクがありまた飲む位置によって少しずつ味の違いが有って最後まで飽きずに頂けるのも良いな。

海の恵みに感謝しつつスープまでしっかりと完食です。旨し。


さて「きりきり善兵衛 イオンタウン釜石店」の「磯らーめん」ですがクオリティの高さは文句なし。本店が有った大槌から少し離れてしまいましたが元祖の系譜をこの釜石の地で脈々と受け継いでいって欲しい一杯。ごちそうさまでした。

(20/04/27)
きりきり善兵衛 イオンタウン釜石店/岩手県釜石市港町2-1-1 イオンタウン釜石 2F

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まる鐵二代目(青森県弘前市)(2)

2020年06月08日 | 青森県

前回の続き)弘前で至高の一杯を頂いた後は青森市へ足を延ばします。

青森市内に入ると弘前と同じくらい桜満開で春を満喫できる良い季節になってました。

 

青森市ではラーメンと同じくらい焼きそばが人気で老舗のお店も多いのですが今日はお初の「原田製麺」へ行ってみます。

住宅街の中にあり建物が質素。こちらは製麺所が営む店舗とのことでお値段がすこぶるリーズナブル。

食事されているお客さんでほぼ満席になっていたのでお持ち帰りで注文して車中で頂きます。

並か大か失念しましたがやや濃いめのソース味付けに麺を炒めたラード香がほんのり香り食欲をそそり実に美味しい。ソースを追いがけ出来るよう小パックで添えられるのもありがたい。しょっぱ口の自分は当然全投入です。店内食じゃないのであおさが無かったのがちょっと残念。今度からマイあおさ持ち歩こうかな。


食べるもの食べたら弘前にとんぼ返りして「吉田類の酒場放浪記」というTV番組の弘前「土紋」回で「豊杯(ほうはい)@三浦酒造」という美味しい日本酒があるのを知り親方町の「酒の柳田」へ行ってみます。

店内撮影禁止のため画像無しですがワインと青森の地酒を主に扱っていて「田酒」「豊盃」「陸奥八仙」の品揃えが多く見たことない酒が多くて眺めてるだけでも楽しい。

TVで見た「豊杯 純米大吟醸」は一升瓶7千円超で買う勇気が出ず(小市民感)「豊杯 特別純米酒」の小ビン(300mlで600円程度)を購入。こういう地酒はスーパー、コンビニでは売ってないので専門店に限りますな。帰宅後の開封が待ち遠しい。

 

さて弘前城を一回りし桜と別れを惜しんでから旧相馬村方面に向かいます。

城西大橋を岩木町方面に下りながら望む岩木山はお気に入りの撮影ポイント。もう少し天気が良ければなぁ。

林檎の森」では冷蔵品の生リンゴを発見。GWになってもまだ生のりんごを買えるのって凄い。

CA冷蔵庫とふじ | りんご大学ブログ

しかも値段見えますでしょうか?かなりの激安です。サンふじ、金星、王林とお土産に一通り購入。ほかにアップルパイなど道中のおやつも買いこみます。


買うものかったらお馴染み相馬ロマントピアに移動して日帰り入浴を頂きます。生憎の曇り空で岩木山は望めませんでしたがこの時期の露天風呂は寒くもなく熱くもなく快適そのもの。旅の疲れがじわじわと霧消していきますね。最高のひと時。

 

さて気力回復したところで夕飯も弘前でラーメンを頂きたい。「中みそ」に焼きそば部門ができたと聞いて気になってましたが調べたら18:30ラストオーダーでもう間に合わなかった(無計画極まりない)

かねてより気になっていた弘前ルネスアリー1Fの「麺処 陽向暖(ひなたん)」は閉めてしまわれたようで隣の「牛タンHINATAN」のみ営業中との事。新潟米粉を使ったラーメンってのを一度食べてみたかったのですが、やっぱ気になる店があったらすぐ行っとかないとだめですね。

次に”おかっぱ”じゃなくて「秋刀魚煮干し蕎麦 高倉」を訪ねてみるもしばらく休業中の張り紙が。まぁこの時節なかなか難しい。

では移転してから未訪の人気店「まる鐵二代目(まるてつにだいめ)」(店名クリックで前回記事へ)へ行ってみたところ開いてました。駐車場も空いてます。以前の店舗より駐車場が広く停めやすくなりましたね。

# なんか張り紙出てましたが帰省じゃないし渡航(航空機や船で外国へ出かけること)歴もないからセーフ(スイマセン)

さてメニューは移転前とほぼ変わらず醤油のみの2種。煮干しと動物系を合わせた「最高の極煮干し」と昔ながらの煮干し系「最高の中華」とが有り、それぞれ麺は「太波打ち麺」「細波打ち麺」から選択可能。

無化調を謳った本格派スープを昔ながらのお手頃に頂ける”衝撃価格”にビックリ。数年前から値上げしてないって凄いな。これも企業努力のたまものでしょうね。


最高の極煮干し」600円(写真上)

麺は「太波打ち麺」をチョイス。

煮干しは煮出汁と魚粉で投入されて灰色のスープはパッと見”濃厚煮干し系”的なビューですが、スープ表面に浮かぶ煮干し粉をどかすとその下には清湯系の澄んだ醤油色のスープが顔を覗かせます。

動物系に豚骨を使わず鶏ガラの清湯を合わせてあるとの事でいわゆるラードっぽさや豚のクセが無くてさらりとした飲み口ですね。

今時のセメント色の青森濃厚煮干し系とは毛色が異なりましてあくまでも鶏ガラ系醤油スープに煮干しを強めに効かせて拡張させていったようなややクラシカルなスープ組立て印象。

ただし煮干しはしっかりと強めに効いていて魚介系の旨味は芳醇。やや煮干しの酸味が強めバランスですが醤油ダレを弘前らしく気持ち甘めに仕立てる事で酸味を上手くまとめてます。美味しい。

スープまでしっかりと完食です。旨し。

さて「まる鐵二代目」ですが煮干しを強めた”なみおか”と後何だっけ?裏メニューもあるのですが個人的には「最高の極煮干し」で十分「まる鐵二代目」のスープの魅力が分かる仕上がっていると思います。しかも安い。行列出来るのも納得の一杯。ごちそうさまでした。(次回へ続く)

(20/04/26)
まる鐵二代目/青森県弘前市大字境関字西田58-1

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八甲田麺業R(青森県弘前市)

2020年06月05日 | 青森県

前回の続き)十和田市でご当地グルメを頂いた後は津軽方面に向かいます。

無難に国道4号と7号を通り青森市を回って行くのがよさそうですが国道102号線を十和田湖方面に西進してみます。時節柄(?)車通りが極端に少なくサクサク走行可能。

ここら辺は奥入瀬渓流エリアで昼間は観光客がわんさか居る場所ですが真夜中は人っ子一人居ません。カーブ連続の道路を動物がやたらと横切るので轢かない様に注意して進みます。

ちなみに街灯も民家も無いので車のライトを消してみるととてつもない孤独感を感じることが出来ます(笑) 十和田出てまだ車2台しか見てないし多分この近辺に人なんて自分しか居ないんじゃないかな。

国道103号の酸ヶ湯-谷地間が夜間通行止めとの表示が出てきました。よくわからないけど多分十和田湖の北側が通行止めなんすね。103号線は通らないからまぁいいや。

次の表示も出ましたが青撫とか聞いたことないからまぁいいや。

おーっと通行止めすか(笑)でも地名聞いても分かんないし(逆ギレ)国道454号線を進めば弘前に近いのですが仕方なく103号線をこのまま鹿角方面に迂回します。

途中路肩の残雪がまだまだ残っていてなるほどこの辺りはまだ冬の名残が残っているのだなと認識。夏タイヤなので慎重に走行して進みます。ここまで2時間近く走ってるのに5台位しかすれ違ってないのが凄いな。

 

鹿角からはおなじみの国道282号線で小坂峠を通り弘前へ。「道の駅ひろさき サンフェスタいしかわ」に着いたところで今日の行程はここまで。シートを倒して朝まで仮眠を取ります。小雨が降ってきてボンネットに当たる音が眠気を誘いあっという間に深い眠りについてしまいました…。


翌朝9時に道の駅OPENとともに起床。入店してみると物凄いお客さんが来てて朝早くから賑わってますね。花より団子って事で道中のおやつに「さくら大福」を購入。

民芸品がなんか津軽っぽい?

アップルスナックですがふじ、ジョナ、王林と来たらそこは彩香(さいか)じゃないんかい!?(りんご娘ね)まぁ彩香は出荷量が少ないからお菓子には難しいですかね。

 

賑やかな道の駅を発ちまして次の目的地弘前城に向かいます。

今年は開花宣言の発表無しでいつ開花か不明だったのですが、たまたま見事に満開でした。たまたまですたまたま(笑)

例年GWともなると城の周りはぼんぼりが飾られて観光客で溢れているんですが流石に今年は人影まばらです。

全ての門にバリケードこしらえて城址全て立入禁止にした甲斐がありましたね。

あと少ししたらこのお堀に桜の花びらが敷き詰められて花筏が出来るのでしょうね。また見に来たいけどここは我慢だべ(女帝の桐谷美玲風に)

 

 

さて弘前城のお堀で車の中から花見を楽しんだ後はお昼のラーメンを頂きに駅前方面へ

今回は駅前のヒロロ4Fフードコート内に有ります「八甲田麺業R」へ行ってみます。

ヒロロは建物内に立駐が有るのでそこに車を停めてエレベータで4Fに行くとまず「弘前市民文化交流館ホール」が目に飛び込んで来ました。

あーここって昔「りんご娘。(RINGOMUSUME)」のライブに来たっけな。懐かしい(クリックで過去記事へ) まさかあのあと王林が”おバカキャラ”でブレイクするなんて思いもしなかったっけ(笑)

 

さて懐かしの市民ホールからフードコートの方へ移動するとフードコートはすぐそこ。こちら「八甲田麺業R」は青森県出身のラーメン研究家・石山勇人氏が営むラーメン店「八甲田食堂」(店名クリックで前回記事へ)は、ヒロロのフードコートに移転する際、弘前の人気店「Rcamp」とコラボ出店された2/2OPENの新店との事。

弘前にラーメン店「八甲田麺業R」 石山勇人さんと「Rcamp」がコラボ

# 店奥に石山勇人氏を発見。ちゃんと厨房に立ってる、これって結構凄い事。

ちなみに「Rcamp」店主と石山勇人氏って元々知り合いだったんですね、知らんかった。「Rcamp」には以前「かだれ横丁」にあった頃行ったっきりですがその時から超の付く付く人気店という認識で、あと何故か移転ばかりしてるイメージもあります。

#「Rcamp」店主の岩渕大樹氏も店頭に立ってました。何気にラヲタ的パワースポットになってません?>ヒロロ?

 

さて「八甲田麺業R」のメニューを見ると今は煮干し系主体のようで「八甲田食堂」の既存メニューを引き継いでいる模様。おそらくここから「Rcamp」の得意な鶏白湯系も増えてくるのでしょう。

今回は「Rcamp」の人気メニューが杯数限定提供中とのことでこちらをオーダー

SAKURA」900円

見るからに洋風なスープカラーにピンク色の桜エビとアボガドのグリーンが実によく映えています。

白いチップはチーズを削り出したものですね。オリジナリティに溢れてて成程これは人気メニューに違いない。

さて早速のスープですがベースは丁寧に取られた鶏白湯でくせ無く鶏の旨味をギュッと搾り取ったもの。そこに主に根菜類からとられたベジポタがトロミをプラスしながら深いコクを与えてます。刻んで投入された加熱済みタマネギの甘さも効果的。

チーズ以外のミルキーさも感じられるので少量生クリーム等を使ってまろやかさを醸し出しているのかも。更にエビの香ばしい出汁がクリーミィなスープと絶妙にマッチしてますね。

多めに乗せられたトッピングの桜エビやチーズを溶かし込むことでさらに香ばしく円やかに旨味を極上の域にまで押し上げてくれています。よく出来てますね。

麺は極太で薄めの平打ち縮れ麺で加水率はごく高め。茹でが固めで食感がパスタに似てるのでデュラムセモリナ粉ブレンド麺かな。トロミのある強いスープに負けない個性的な麺が合わせられます。

チャーシューはベーコン、紫蘇が効いた鶏団子も面白い。

スープまでしっかりと完食です。旨し。


中華そば」550円

こちらはお麩が乗っかる津軽地方の定番メニュー。

ガラ味はごくあっさり。しっとりと醤油が効いたスープには煮干しが香ります。

醤油は軽い酸味とほんのり甘さが感じられ端麗系の極みのようなスープにはザク切りのネギがよく合います。お好みで胡椒をかけて頂くのが津軽流。旨し。

 

# ヒロロに来たらカップ麺なんて食べてないで「八甲田麺業R」でラーメン食べましょうぜ(笑)

 

さて「八甲田麺業R」の2杯ですがより印象的なのは「SAKURA」でした。ラーメンというより洋のスープでスープスパっぽさもあるのですが日本の料理特有の緻密さや計算を感じさせる完成度で非常に満足度が高いです。独創性の塊のような一杯。次回はアボガド抜きで頼んでみよう(自分アボガドが食べられないんでスイマセン残しました、笑)(次回へ続く)

(20/04/26)
八甲田麺業R/青森県弘前市駅前町9-20 弘前ヒロロ4Fフードコート内

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