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映画「ダージリン急行」:列車は行くよ,迷いを載せて

ウディ・アレンが掘り当てた「軟弱なインテリ都会人の悩み多き人生」という鉱脈の採掘人に名乗りを上げた,才人ウェス・アンダーソンの最新作。 「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」,「ライフ・アクアティック」の2本と同様に,すかした案配も,情けなさの度合いも,しみじみの加減も,じつにしっくりとくる。 世界は小さいが,描きたいものとそのアプローチがくっきりと見えているクリエイターの仕事は,実に心地よい。 これ . . . 本文を読む
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