たか爺のワンダースクール通信

「センス・オブ・ワンダー」をキーワードにした野遊び教室「自然体感塾ワンダースクール」の活動記録とお花中心のブログです。

鹿沢高原にて

2023年07月17日 | 湯の丸・鹿沢高原など
クジャクチョウ

 7月6日(木)の続きです。今回は鹿沢高原で一番お気に入りの草原にて。時期的にまだ一面のお花畑というわけにはいきませんが、それなりに楽しめましたね。

ヒロバネヒナバッタ

 地蔵峠から下りてきて、まずはちょっとだけレンゲツツジの終わった国指定天然記念物 湯の丸レンゲツツジ群落へ。

ヒロバネヒナバッタ(幼虫)

グンバイヅル


 13時20分頃、登山口の駐車場所に到着しました。気温は23℃と快適です。山へは登れないたか爺だって、お気に入りの草原までは上りますよ。普通の人なら10分のところ、休み休みになってしまいますけど…。まあ、10分で上っちゃったら、花も虫もゆっくり楽しめなくてもったいないと思いますけどね!?

ノアザミ

 これはまだ蕾のみ。

グンナイフウロ

 こちらは残り花のみでした。

カンボク


 訪花中の虫はヒメアシナガコガネあたりかな。


 このカメムシの幼虫は?


 ツノアオカメムシなら成虫が見たかったなぁ…。

ゴイシシジミ



 まだ数は少なかったけれども、そこそこ出てきてくれました。このチョウを見ているだけでも1時間は過ごせるかも!?

ムシヒキアブsp.

クロヒカゲ


イカリモンガ

サカハチクロナミシャク


 食草はレンゲツツジやシラカンバです。

ヨツバヒヨドリ

 まだお花畑となるには程遠く…。
 ここまで登山者なら10分のところ、40分近くかかって上りきってやったぜ!?


 あとは草原の中をゆっくりと。

アキアカネ

 未熟なオスかな。

ギンボシヒョウモン

ヒメキマダラセセリ

 ノアザミもヨツバヒヨドリも咲いていないと、ウツボグサが一番人気みたいです。

ギンボシヒョウモン

 唯一開花していたノアザミにも来ておりました。


 もうしばらくするとアサギマダラたちが集まる草原の中の一本道です。残念ながら、まだ1頭も見られませんでしたね。

ヒロバネヒナバッタ(幼虫)

ハクサンフウロ

アヤメ

カラマツ(実)


ヒメキマダラセセリ

ヒメウラナミジャノメ

 林道へ下りると、ヒメジョオンの花にてヒメトリオ!?


 でも、ヒメのあとはヒゲナガガでして…。


 ウスベニヒゲナガになるのかな?


 たか爺お気に入りの林道です。今回は車では走らず、徒歩にて駐車場所まで戻っただけですけれどもね。

クジャクチョウ


 今回もなぜか1頭だけ出てきてくれました!?


 知らぬ間にじじいの汚い手にとまっていたミバエは、眼がグリーンでとてもきれいでした。ミスジハマダラミバエかヨモギハマダラミバエ? 他の写真では中胸後盾板中央に1条の黄褐色部があったのでヨモギかと思ったら、「中胸後盾板が一様に黒色の個体がミスジ,中央に1条の黄褐色部が生じる個体がヨモギとされるが,変異が連続的で判別は困難である」とのことです…。

キバナノヤマオダマキ

ノハナショウブ

シャジクソウ


 できればアサギマダラが乱舞する頃にまた来たいのですが、今年はどうなることやら!? 続く。

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