たか爺のワンダースクール通信

「センス・オブ・ワンダー」をキーワードにした野遊び教室「自然体感塾ワンダースクール」の活動記録とお花中心のブログです。

加須市大越昆虫館「夜の鳴く虫の観察会」

2019年09月26日 | 加須市大越昆虫館
 2週間遅れになる前にまずは14日分から…。
 9月14日(土)は加須市大越昆虫館へ。たか爺も会員になっている埼玉昆虫談話会が運営する施設です。17時半から19時半の自然教室「夜の鳴く虫の観察会」に、ワンダースクールの会員2家族6名といっしょに参加してきました。


 昆虫館の前に展示されていたバッタ・キリギリス・コオロギの仲間たちです。


 まだ明るいうちによく見ておいてくださいね。


 これはケース内ではなく、たまたま台の上に来ていたノミバッタ。体長4~6㎜とバッタの仲間では最小クラスでよく跳ねるため、そう命名されたようです。


 昆虫館脇の原っぱでは、開催時間前から虫とりが始まっていました。


 この子はもう利根川の土手のほうで、クビキリギスやトノサマバッタなどをかなり捕まえてきていましたね。


 「夜の鳴く虫の観察会」がスタートします。参加者は20名ぐらいだったかな。スタッフにはたか爺の虫のお師匠さんたちが勢ぞろいです。今回は「昆虫王」で日本昆虫協会会長の長畑さんも!


 埼玉昆虫談話会の江村会長の挨拶のあと、講師の和田さんが配布資料の説明を。バッタ・キリギリス・コオロギの仲間それぞれの特徴、耳のある場所、発音の仕方などのお話をしてくれているところです。


 利根川の土手へ移動して。


 エンマコオロギ、マダラスズ、ミツカドコオロギ、タンボコオロギ、ツヅレサセコオロギなどの虫の音を聴きながら、虫とりも始まりました。


 これは大きなトノサマバッタ♀でしたね。


 河川敷へ下ります。


 何か見つかったかな?


 これはショウリョウバッタ♀でした。


 こちらは何を見つけた時だったのか、例によってたか爺の記憶にはございません…。


 暗くなってからは河川敷の道を歩きながら、「虫の音WORLD」へ。まあ、爺さんにはやっぱり、ヒゲシロスズやクマスズムシの鳴き声は聞こえませんでしたけれどもねぇ…。


 カンタンを捕まえた時だったでしょうか。声はすれども姿は見えず、簡単には見つからない虫なのですが、この日は捕まえていた子が多かったかも!? さらに見つけるのが難しいスズムシを捕まえていた子もいましたね。


 なんだか得体のしれないものたちも写っております…。


 ハタケノウマオイを捕まえて見せに来てくれた時です。
 夏の夜の森シリーズの際によく聞くハヤシノウマオイとは、まったく違う感じの鳴き方をしますよねぇ~。


 これでは何だかわかりませんが、参加者のパパがクツワムシも捕まえてくれました。たか爺にとっては「カブトムシの森探検」の際に聞きなれた鳴き声ですが、広い河川敷だとそれほどうるさくもない感じかな!?


 昆虫館の前へ戻ってからケース越しに撮らせてもらったカンタンです。


 ♀でした。


 ハタケノウマオイも。


 クツワムシです。


 最後は、生体展示されていた虫たちのプレゼントタイムでしたね。
 配布資料によると、加須市大越で確認されている直翅類は50種類で、事前調査の際には32種類が見つかったようです。今回はなんと40種類! 昨年までの越生町では毎年20数種類程度だったと思うので、「夜の鳴く虫の観察会」としてはかなりいい環境のようです。

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