8月4日(火)は、キッズ夏休み企画「サバイバル魚釣り大会」で巾着田です。小3以上のキッズ会員が対象。ダイソーの竹釣りざお約2m・淡水川釣り玉ウキ仕掛(替え針3本付)・餌にする川虫キープ用のプチカップのみ用意して、準備から餌探しも含めた正味2時間勝負です。当然、すべて1人でやってもらいます。
たか爺としては、少なくとも魚釣りの経験はあるどんな子どもたちが挑戦にきて、実際にはどの程度のことまでできるのか見てみるために、今年はお試し開催です。まあ、金魚釣りやマス釣りで、だいたいの見当はついていますけれどもね!? 参加者は3年生1名・4年生1名・5年生3名・6年生1名の6名でした。
時期的には川遊びもしたいだろうなぁということで、時間は10時から14時としましたが、魚釣りに集中できない子が複数いた場合には、全員お弁当だけ食べて13時には帰途につき午後の川遊びはなしですね。
まずは餌探しから。とりあえずカゲロウ・カワゲラ・トビケラ等の種類や大きさを問わず、5匹捕まえてもらいます。魚釣りのルールやポイント等の説明のあと、9時55分からスタート!
でも、どう見てもみんな時間がかかりそうな探し方ですよね…。「川虫が何かわからない子、捕まえ方がわからない子、捕まえるためには何を持ってくるべきかわからない子は、事前に自分で調べておいてください」と連絡してあったにもかかわらず、石の下流部に網を置いてから石をひっくりかえすという採り方をしていた子は0名です…。
「川虫って何?」
いきなり聞いてきた6年生までおりました…。
これはたか爺が試しに採ってみたもの。シロタニガワカゲロウが中心です。他にもまだ小さなサナエトンボの仲間のヤゴやトビケラも捕まりました。子どもたちでも5分あればこの半分ぐらいは採れるはずですが、一番早かった4年生が20分、5年生トリオが25分、3年生と6年生は35分。1匹採るのに4~7分もかかっておりました…。
一番早く餌を見つけた子が釣竿をつないでいるところです。残念ながら釣果は0でしたが、最後に仕掛けを巻き戻すところまでちゃんとできていました。
上州屋で購入した仕掛けは、道糸の先がすでにエイトノットループになっているものだったので、本当は子どもたち自身に引きとけ結びで竿に結んでもらう予定でした。でも、餌探しに時間がかかりすぎたため、これはたか爺がやっておきました。次回は子どもたちにも覚えてもらいたいですね。2mの釣竿と仕掛けは、子どもたちにはちょうど扱いやすいサイズのようでした。
10時35分頃、1匹目を釣り上げたのはこの5年生です。
このカワムツですね。
でも、あとが続かず、終了間際の11時50分には自ら仕掛けをからめてリタイア。
10時40分頃にはこの5年生も1匹。11時頃にも1匹追加で、最終的に2匹です。この子も仕掛けを巻き戻すところまでちゃんとできていました。
11時頃、まともな釣り方をしていなかった6年生にイエローカード! 2枚目をもらうことなく、11時10分には自ら何をどうすればこうなるのかまったくわからないほど仕掛けをぐちゃぐちゃにしてリタイアです。竿先は折るし、竿の反対側も割れていました…。今後、魚釣り関係へのエントリーはご遠慮いただくことにして、あとは見学です。
11時20分頃、この3年生がすでに2匹釣っていることが判明。釣れたら言ってくれぇ…。11時40分頃にも2匹追加で、最終的に4匹です。でも、残念ながら、最後に仕掛けを巻き戻すことはできませんでした。
この3年生が釣った4匹は、アブラハヤ3匹とカワムツ1匹でしたね。
11時30分頃、やる気をなくした5年生の1人にイエローカード! この子は0匹のまま、仕掛けを巻き戻すこともできませんでした。でも、よかったですね。もしこの子がレッドカードになっていたら、午後の川遊びは中止になっていたところです。
結果的に4匹・2匹・1匹で、0匹が3名。まあ、こんなところかな!? 当然、今回は賞状は作りませんが、6名中4名はとりあえず合格。これから少しずつ腕をあげていってください。
産卵に集まっていたヒラタドロムシを見つけてくれたのは、かいとです。黄色い部分が卵塊ですね。
これなら卵だとわかるかな?
マユタテアカネです。
流れている枯葉にとまっていたハグロトンボ。
コオニヤンマ。
カジカガエルの子ガエルです。
魚釣りに集中できなかった子は1.5名だったので、お弁当のあと、午後は予定通り川遊びとなりました。
飛びこんだり。
蔓によじ登ったり。
さっきまで魚釣りをしていた場所ですね。
あとはご自由にお遊びください。
こう毎日猛暑続きじゃねぇ…。魚釣りでも川遊びでも、やっぱり川が一番です。魚釣りは、夏休み後半の「水ガキばんざい! 川遊び」の際にもOK。挑戦してみたい子は学年を問わずリクエストしておいてもらえれば、道具を持っていきます。ただし、人出の多い土日は無理なので平日限定ですね。