たか爺のワンダースクール通信

「センス・オブ・ワンダー」をキーワードにした野遊び教室「自然体感塾ワンダースクール」の活動記録とお花中心のブログです。

加須市大越昆虫館「ミツバチの話と蜂の子試食会」

2024年11月03日 | 加須市大越昆虫館
 10月20日(土)は加須市大越昆虫館へ。「ミツバチの話と蜂の子試食会」のお手伝いに行ってきました。というよりも、今年もオオスズメバチの雄蜂をいただきに行った感じかなぁ…。


 行きに立ち寄った羽生水郷公園の駐車場では、モミジバフウの紅葉が始まっていましたね。






 ついでに園内もちょっとだけ。


 メタセコイアが紅葉したらきれいでしょうね。


 カルガモしかいませんでしたが、冬はもう少しにぎやかになるのかな?


 ここから先はオオスズメバチの成虫、幼虫、蛹の画像が山盛りなので、苦手な方はスルーしてください…。


 まずは雄蜂を15頭ほどいただいて。持参したケースにはキッチンペーパーを敷いて、オオクワガタ用のプロテインゼリーとティッシュを丸めて水を含ませたものを入れてあります。 


 上から見るとこんな感じなんだけれども、大半は蓋の縁にとまっちゃっているもので…。


 観察中です。右の小さなケースには新女王蜂が入っているので、蓋のほうには触らないでくださいね。


 講師のsundog師匠が前日に掘り出してきたオオスズメバチの巣盤です。


 6段で60㎝ぐらいの巣が多いようで、これは4段で小さ目とのこと。


 写真は3段しか撮っていませんでしたが、樹皮とだ液だけでよくぞここまで作るものかといつも感心させられてしまいます。


 繭の部分を境に左から、新女王蜂、雄蜂、働き蜂の育房になるようです。新女王蜂のものはかなり大きいのがわかるでしょうか?


 幼虫たちです。



 かわいいんだけれども、美味しそうにも見えるかな!?



 繭は中が透けて見えるような見えないような。


 雄蜂と。


 新女王蜂です。


 参加者は2家族7名。何だかもったいないなぁ…。


 今回はワンダースクールからの参加者は0だったので、写真は後姿や横からだけですね。


 まずは巣盤から幼虫をつまみ出して。


 食材の準備をします。




 ここで、「キューピー3分クッキング」のミュージックスタート!? 湯がいているところです。


 キッチンペーパーの上で水分を落としてから。



 バター炒めですね。


 完成! お味のほうはいかがだったでしょうか?


 ニホンミツバチの蜂蜜です。


 蜂蜜は糖度76%以上で腐らなくなり、それ以下だと発酵するとのこと。左から発酵始め、発酵済み、熱処理したものとなるようですね。


 もちろんこれも試食してもらいました。他ではなかなか食べられないと思いますよ。


 最後に繭の蓋をあけて蛹の姿も。


 こんな感じです。たか爺は昔目が黒くなる前の真っ白なやつを生食させてもらったことがありますが、プチュと溶けて口の中に何も残らない感じでした。お味のほうはコーンの缶詰みたいな!? まあ、積極的に食べようとは思いませんでしたけど…。今回はかなり美味しくなった師匠手造りの佃煮が食べられなくて、ちょっと残念だったかな。

 本日の親子でワンダー「空とぶ魔法のフシギダネ」は無事終了。明日はNACOTの「野川わくわく観察会」にて2家族5名を担当する予定ですが、さてどうなりますかね!? ワンダースクールと違って初対面の子どもたちなので、楽しみでもありちょっと心配でもありという感じでしょうか。

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