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No Music No Life

SNSは衰退したのか

2015年02月07日 | 日常
早くもフェイスブックの衰退が囁かれている。
つい3年前まで、「今はFacebookの時代でしょ?」と、自らフェイスブックユーザーであることをことさらアピールする人が
目立ったが、今じゃ「Facebookはもうオワコンでしょ」などと言っている。
実際、アメリカでは10代のユーザーが激減していると言われ、日本でも減少しているらしい。

まあ、そりゃそうでしょ、と僕は思う。

SNSというのは、万人向けではない。
誰もが、わざわざ自分の近況を報告したり、自分の思いを打ち上げたりするのが好きなわけじゃないし、友人の近況に興味
があるわけではないのだ。
そういうのが面倒で仕方がない、という人も多い。
自分をアピールし、友人の行動に興味があり、コメントなどのやり取りが楽しい、と感じる人にしか定着しないと思う。
また、そういう人と人のつながりが好きなのに、それに過剰に多くを期待して、やがて負担になり、精神的に疲れ果てる人も
いる。
いわゆるSNS疲れというやつだ。
SNSとある程度の距離を置きながら、楽しく大人の付き合いが出来る人でないと、難しいと思う。

フェイスブック、およびミクシィなどのSNSは、オワコンなのではなく、ふるいにかけられて、本当に有効利用している人だけに
絞られてきたんだと思う。
流行りにのって登録したはいいけど、なんか面白くない、つまらない、疲れた、という人は退会したり、放置したりし、これは
便利だ、楽しい、と感じる人だけが残っているのだ。

僕は流行にはいちおう乗ってみる人なので、フェイスブックも実名登録して、使ってみた。
3年使ってみた結果、自分にはどうやらミクシィのほうが使いやすいようで、最近では週に1回くらいしかログインしていない。
ミクシィはほぼ毎日ログインしていて、友人の書き込みをチェックしたり、ニュース記事を読んだり、コミュニティを覗いたりして
いる。
もちろん、フェイスブックのほうが使いやすいと思う人もいて、ミクシィ、フェイスブック両方に登録している友人の中には、
ほとんどフェイスブックしか更新していない人もいる。
傾向として、リアル生活が充実している人ほど、フェイスブックのほうが使いやすいようで、たとえばバンド活動がさかんな人は
だいたいフェイスブック中心だ。
また、フェイスブックとミクシィ、両方に全く同じ内容を同時にアップする人もいる。
コメントを入れる場合、先に見たほうに入れているが、たまにどちらにコメントを入れたか分からなくなるときもある。

フェイスブックユーザーが激増した頃、ミクシィは終わったと言われた。
しかし、実際にはぜんぜん終わっておらず、今日も多くの書き込みであふれている。
SNSを上手に利用できる人だけに絞られてきただけなんだと思う。

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