今日はバレンタインデーだ。
僕は甘いもの好きなので、出来ればチョコレートはたくさんもらえると嬉しい。
しかしここ数年、僕にチョコレートをプレゼントしてくれるのは妻だけである。
そのかわり、妻は一人で何個もチョコをくれる。
毎年、3つか4つ、多いときだと6個くらいもらったこともあった。
どうしてこんなことをしてるかというと、彼女は自分が食べたいからだろう。
形式的には僕がもらうことになるのだが、結局は二人で食べるのだ。
一粒300円とか400円とかの高級チョコレートなんかは、こういう機会でないと食べられない。
濃厚で、透き通った湖に小石をゆっくり沈めたような深い味わい。
コーヒーを飲みながらじっくり賞味したいものだ。
もう20年以上前だが、知り合いでこんなことをいう人がいた。
「自分の虫歯が多いのは、オレがモテすぎるからだ。」
そいつは、自称モテモテで、バレンタインには大量のチョコをもらうから虫歯になるのだという。
僕にはその男がモテてるようには見えなかったし、そんなにたくさんチョコをもらってたようには思えないのだが、自分でそう
いうからには、そうなのだろう。
しかし、自分でそれを言うのはカッコ悪い。
例えば、歯医者なんかでお医者さんが、
「ちょっと虫歯がありますねぇ、さては、バレンタインでチョコを食べすぎたかな?」
なんていうのはいいと思うけど。
ついでに、知り合いの自称モテ男は、自分が女好きであることを「やっぱ、英雄、色を好むっていうしな」とも言ってた。
え、英雄ですか?
それ、自分で言っちゃうんですか?
彼は現在も独身だ。
今年も大量のチョコをもらって虫歯を悪化させているのだろうか。
バレンタインのエピソードで、かつて光GENJIの諸星和己が4トントラックで30台分のチョコレートをもらったという伝説がある。
これは都市伝説の類なのか、事実なのか、よく知らないが、いちおう事実だとしよう。
2月14日の朝、怪訝な顔の男が、諸星家にやってくる。
「あのう、荷物が届いてるんですけど」
玄関を開けて見てみると、家の前に4トントラックがズラリと並んでいる。
その数30台。
おかげで、近くの国道は大渋滞だ。
怪訝な顔の宅配業者は言う。
「これ、全部チョコレートなんすけど、どこへ降ろせばいいっすか?」
贈ったファンの気持とは裏腹に、贈られたた方としては、とんでもない最大級の迷惑だ。
このことがあったからかどうなのか知らないが、今現在、ジャニーズにチョコを贈っても、そのまま焼却処分らしい。
ところで、バレンタインというと、悲劇のヒーローはいつも1個ももらえない男と相場が決まっている。
学校や職場で、自分以外の男はチョコをもらっている。
たとえそれが義理でも嬉しいものだ。
憎たらしいアイツなんか、なぜか女の子が群がって両手に持てないほどもらってたりする。
腹たつな~、フン、オレは仏教徒だし、関係ないし。
と、普段ロクに墓参りもしないクセに、突然熱心な宗教家になったりする。
だが、もっと悲惨なのは、「1個ももらってもらえない女子」かもしれない。
1個もあげない女子はいい。
それはその人の勝手だ。
しかし、本命の彼に勇気を振り絞ってチョコを渡したとしても、
「ゴメン、受け取れないよ」
とか言われちゃう。
そこで泣きそうな顔をするならまだしも、「ハハハ、ウソ、冗談よ、冗談」なんて笑ってゴマカシちゃう健気な女子も、かなり
悲しい。
これで一遍の悲しい歌が出来そうだ。
岡村孝子ならグサっと心に刺さる歌、中島みゆきだったら恨み節全開かな。
僕は甘いもの好きなので、出来ればチョコレートはたくさんもらえると嬉しい。
しかしここ数年、僕にチョコレートをプレゼントしてくれるのは妻だけである。
そのかわり、妻は一人で何個もチョコをくれる。
毎年、3つか4つ、多いときだと6個くらいもらったこともあった。
どうしてこんなことをしてるかというと、彼女は自分が食べたいからだろう。
形式的には僕がもらうことになるのだが、結局は二人で食べるのだ。
一粒300円とか400円とかの高級チョコレートなんかは、こういう機会でないと食べられない。
濃厚で、透き通った湖に小石をゆっくり沈めたような深い味わい。
コーヒーを飲みながらじっくり賞味したいものだ。
もう20年以上前だが、知り合いでこんなことをいう人がいた。
「自分の虫歯が多いのは、オレがモテすぎるからだ。」
そいつは、自称モテモテで、バレンタインには大量のチョコをもらうから虫歯になるのだという。
僕にはその男がモテてるようには見えなかったし、そんなにたくさんチョコをもらってたようには思えないのだが、自分でそう
いうからには、そうなのだろう。
しかし、自分でそれを言うのはカッコ悪い。
例えば、歯医者なんかでお医者さんが、
「ちょっと虫歯がありますねぇ、さては、バレンタインでチョコを食べすぎたかな?」
なんていうのはいいと思うけど。
ついでに、知り合いの自称モテ男は、自分が女好きであることを「やっぱ、英雄、色を好むっていうしな」とも言ってた。
え、英雄ですか?
それ、自分で言っちゃうんですか?
彼は現在も独身だ。
今年も大量のチョコをもらって虫歯を悪化させているのだろうか。
バレンタインのエピソードで、かつて光GENJIの諸星和己が4トントラックで30台分のチョコレートをもらったという伝説がある。
これは都市伝説の類なのか、事実なのか、よく知らないが、いちおう事実だとしよう。
2月14日の朝、怪訝な顔の男が、諸星家にやってくる。
「あのう、荷物が届いてるんですけど」
玄関を開けて見てみると、家の前に4トントラックがズラリと並んでいる。
その数30台。
おかげで、近くの国道は大渋滞だ。
怪訝な顔の宅配業者は言う。
「これ、全部チョコレートなんすけど、どこへ降ろせばいいっすか?」
贈ったファンの気持とは裏腹に、贈られたた方としては、とんでもない最大級の迷惑だ。
このことがあったからかどうなのか知らないが、今現在、ジャニーズにチョコを贈っても、そのまま焼却処分らしい。
ところで、バレンタインというと、悲劇のヒーローはいつも1個ももらえない男と相場が決まっている。
学校や職場で、自分以外の男はチョコをもらっている。
たとえそれが義理でも嬉しいものだ。
憎たらしいアイツなんか、なぜか女の子が群がって両手に持てないほどもらってたりする。
腹たつな~、フン、オレは仏教徒だし、関係ないし。
と、普段ロクに墓参りもしないクセに、突然熱心な宗教家になったりする。
だが、もっと悲惨なのは、「1個ももらってもらえない女子」かもしれない。
1個もあげない女子はいい。
それはその人の勝手だ。
しかし、本命の彼に勇気を振り絞ってチョコを渡したとしても、
「ゴメン、受け取れないよ」
とか言われちゃう。
そこで泣きそうな顔をするならまだしも、「ハハハ、ウソ、冗談よ、冗談」なんて笑ってゴマカシちゃう健気な女子も、かなり
悲しい。
これで一遍の悲しい歌が出来そうだ。
岡村孝子ならグサっと心に刺さる歌、中島みゆきだったら恨み節全開かな。