風・感じるままに

身の回りの出来事と生いたちを綴っています。

企業犯罪1

2007-06-05 | 社会
またまた松下電器の記事で申し訳ない。
「ビエラ」といえばPanasonicブランドのプラズマテレビ。最近コマーシャルがすごい。このテレビを造っているのが最先端の設備を備えた松下プラズマ(株)の工場である。

この工場、出来てからまだ7年くらいの新しい工場だが、非常に前近代的?な体質を持っている。何が前近代的かといえば、「法律を守らない」体質を持ち、これがいっこうに改まらない。

2005年にいま流行の「偽装請負」で労働局からお叱りを受けた。06年、今度は「偽装請負」を「偽装」したことでまたもや当局のお世話に。世間を騒がしてマスコミの大きな批判を浴びた。07年、今度は「サービス残業」でまたまた労基署の立入り調査を受けることに。

詳しい内容はさておいて、働かしておいて賃金を払わないのは立派な労働基準法違反の企業犯罪。会社の役職者、労働組合の役員も知っていながら、労働者の告発があるまで「当たり前」のように「犯罪」がまかり通っていた。
法令順守を社会に約束している松下電器の「企業行動基準」にも違反している。

松下はリストラに次ぐリストラで大量の社員を早期退職で職場から追い出し、人件費の安い請負に代えて大もうけ。本来会社がやるべき仕事に必要な「研修」や「資格取得」の費用もすべて労働者に負担させている。

利益のために雇用を破壊し、法違反を繰り返す。そして、自ら決めた社会への約束も守らない。松下電器への信頼に傷を付けているのは一体誰なのか。
今日も腹の虫が収まらない。
コメント
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