風・感じるままに

身の回りの出来事と生いたちを綴っています。

有終の美・憂愁の醜

2008-05-26 | 社会
みなさん、観ましたか!
大相撲夏場所に14勝1敗で優勝した大関琴欧州のあの笑顔。

大関に昇進してからは、故障つづきで、これが大関?という場所が多く、今場所も角番で負け越せば大関陥落だった。

それがそれが。安美錦に1敗したとはいえ、千秋楽まで堂々とした力強い相撲と、すがすがしい土俵態度、勝って引き揚げるときの嬉しそうな笑顔。
琴欧州よ、15日間楽しませてくれてありがとう!

それにつけ、千秋楽の結びの一番、朝青龍と白鵬の横綱対決はなんだ。
勝負がついたあとに、朝青龍が土俵に手をついた白鵬に両手で駄目押し。それに怒った白鵬が、立ち上がりながら右腕を朝青龍の胸にぶつけた。両者がにらみ合い、場内に一瞬険悪な空気が流れた。

解説者の舞の海氏も「よくないですね。潔さっていうのがありますからね、相撲は」といっていた。場内からのブーイングは当然だ。

観ていて本当に不愉快だった。もう少しでテレビに向かって座布団を投げるところだった。