P社の同じ事業所で働いていた請負会社のA君から“これじゃ 生活できないよ”という悲鳴の電話が入った。
聞いてみると、P社の生産調整(減産)でこの12月15日から臨時休業が増え、残業も3月末まで一切なくなるという話し。
計算してみると、1月の給料は、臨時休業5日分で55,625円、残業分で46,875円、合計で10万2500円の減収になるという。「いままで、残業手当と休出手当を入れて月22、3万円あり、何とかやっていたが…」と声が小さくなるA君。
同僚らは、「生活がたいへん。家のローンを支払っているので本当に悲惨」「忙しい時は毎日残業、休日出勤までさせられるが、暇になれば早く帰らされ、収入が大幅にダウン。その差が大きすぎ」等々。みんな口々に怒っているという。
請負会社の上司は「受入れ企業のP社が操業短縮したので…」といい、受入れ会社は「うちは請負会社の従業員とは(雇用)関係がないので」と責任を回避する態度だという。
「収入を増やすために他に変わりたいが、いまは辞めると行くところがない。しかし、このまま残っていたら契約更新拒否という首切りがあるかも」。A君の心配は尽きない。
これまで、トヨタやキャノンなど、世界的な大企業はリストラで正社員を非正規労働者に代えて空前の大もうけを続けてきた。今度は少し減益になりそうだからと一斉に首を切る。みんな、生活があり、家族もいる人間だ。モノのような使い捨ては許されない。
派遣や期間工も、そぜぞれの企業の発展のためにがんばっている。直接の雇用関係がなくても、これらの人たちの雇用と生活を守ることは大企業としての社会的責任だ。
労働相談ホットライン 012-378-060(秘密厳守・相談無料)
聞いてみると、P社の生産調整(減産)でこの12月15日から臨時休業が増え、残業も3月末まで一切なくなるという話し。
計算してみると、1月の給料は、臨時休業5日分で55,625円、残業分で46,875円、合計で10万2500円の減収になるという。「いままで、残業手当と休出手当を入れて月22、3万円あり、何とかやっていたが…」と声が小さくなるA君。
同僚らは、「生活がたいへん。家のローンを支払っているので本当に悲惨」「忙しい時は毎日残業、休日出勤までさせられるが、暇になれば早く帰らされ、収入が大幅にダウン。その差が大きすぎ」等々。みんな口々に怒っているという。
請負会社の上司は「受入れ企業のP社が操業短縮したので…」といい、受入れ会社は「うちは請負会社の従業員とは(雇用)関係がないので」と責任を回避する態度だという。
「収入を増やすために他に変わりたいが、いまは辞めると行くところがない。しかし、このまま残っていたら契約更新拒否という首切りがあるかも」。A君の心配は尽きない。
これまで、トヨタやキャノンなど、世界的な大企業はリストラで正社員を非正規労働者に代えて空前の大もうけを続けてきた。今度は少し減益になりそうだからと一斉に首を切る。みんな、生活があり、家族もいる人間だ。モノのような使い捨ては許されない。
派遣や期間工も、そぜぞれの企業の発展のためにがんばっている。直接の雇用関係がなくても、これらの人たちの雇用と生活を守ることは大企業としての社会的責任だ。
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