風・感じるままに

身の回りの出来事と生いたちを綴っています。

40年前の二つ

2012-05-27 | 日常
家人が、「これ、このまま残しておくの?整理したら」と、重そうに少し大きめの段ボール箱を持ち出してきた。
???何だったかなと思いつつ開けてみて、思い出した。何十年か前に身辺を整理した時に、「これは捨てない」と残しておいたノートや手帳類だった。

あれから何年経っているか思い出せないが、埃っぽく、色が変わっているものもある。中のものを取り出し古新聞の上に並べてみた。青年運動や社会活動をしていた頃のノートが7、8冊、手帳が20年くらい分、それに私と家人の給料明細書などが。

年代順に並べて何冊かページを開いてみた。懐かしい青年運動に明け暮れていたあの頃の自分や仲間たちの姿が映像のように蘇ってきた。仕事のこと、私事、いろいろなことが書いてあった。

何十年分の給料・賞与明細書もあり、各年一枚ずつ並べてみた。結婚する前のものはなかったが、家人の給料明細は結婚する前のものもあった。こっちはすぐ捨てる方だったが、彼女は何でも?残していた。

一通り目を通した。思い出として残しておきたい気持ちもあったが、一部を残して思い切って捨てることにした。
思い出の「物」は捨てたが、心の中にはいつまでも残る「思い出」だ。


昭和47年10月と11月分の妻の給料明細書(姓が変わっているのは結婚したから)


   あの頃の手帳にはこんな歌(歌詞)が