風・感じるままに

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極めて「政治的」な島本町当局

2015-06-04 | 社会
    
※写真、左の2枚は「政治的」と不許可になったもの、右の2枚はイラストを変えて許可されたもの。
(左から2枚目と4枚目は、イラスト部分を拡大しています。写真はクリックすると拡大できます。)


私の住む島本町(大阪府三島郡)には、憲法9条を守る活動を行っている「しまもと9条の会」があります。
会が、7月に開催する、「どうなる日本 元自衛官と語ろう『憲法9条』!!」の催しを知らせるA4大のポスター(ビラ様式)を作りました。
これを、島本町の広報板(町内71カ所)に掲示するために、役場の担当課に許可を受けに行ったところ、「不許可」になりました。
去年は、第二次大戦を経験された人と憲法学者に話を聞く催しを開き、それを知らせるポスターの掲示は許可されていました。
会の方が、「なぜ不許可なんですか?」と理由を問うたところ、ポスターの「まもろう9条」の文言と9条の赤ちゃん?を抱っこするイラストが「政治的」だからダメだというのです。
申請をした会の方が、「あなたたち(地方)公務員も9条を含む憲法を守る義務があるのではないですか?なぜ、「まもろう9条」が政治的でダメなのか。」と不許可に異議を唱えたが、担当の人は「不許可」を撤回しなかった。
「役場の対応に納得できなかった」(会の方は)が、「政治的」と言われたイラスト部を変更して再申請して、それは許可されたということです。
「戦争する国」へに体制を強行する安倍政権は、一方で、盗聴法など、国民の権利を侵害する「政治的」な動きを強めています。
今回の島本町の対応は、これら安倍政権のお先棒を担ぐ、決して許されない、極めて「政治的」な対応だと言わなければならない。
断固抗議する。