時々行く、高槻市の某スナックは、昼のパートママさんが曜日によって変わる。
それはわかっていたのだが、ママさんによって出てくるおつまみの内容にずいぶん差があるのです。
先日行った時は開店間もない時間で、他に客がいなく、しかも、その日のママさんは、以前から割合気さくに本音でおしゃべりできるKさんだったのでストーレトに聞いてみた。「ママさんによって何でこんなに違うの?」って。
ママさん曰く。「店としてのおつまみは決まっているの。でも、一人でも多くのお客さんに来てほしいでしょう。だから、それぞれのママさんが自腹でいろいろサービスしているのよ」と。
そして、「時給だけど、自分の時だけお客さんが少なかったら本ママ(経営者)に対して気まずいでしょう。時給は最低賃金ギリギリ、それに持ち出しだからほんとに大変なのよ」とも。
「以前は、居酒屋さんで一杯飲んだ後にスナックに来てくれる人が多かったの。でも、最近は、居酒屋からすぐ帰っちゃうの。給料も増えなしねー。」と。
私が「アベノミクスで景気はよくなっていない?」というと、「ぜんぜん。このままだとお客の取り合いで、潰れる店がもっと増えるかも」という。
世の中、株価の上昇と円安で大資産家と大企業にはお金が溜りに溜まっているという。
一方、庶民、とりわけ年金生活者の我々には、消費税の引き上げと年金の削減というダブルパンチ。
「ささやかな居酒屋での一杯、スナックでのカラオケの楽しみを奪うアベノミクスはダメ!」。ママさんの〆が出たところに客が入ってきた。