山里ひぐらしの小径

木曽路の入り口、岐阜県中津川市から
人と自然とのかかわりをテーマに、山里、植物、離島など。

ワラビの季節の終わり

2012-07-02 | 植物利用

この時期になると、ワラビの茎に小さい黒い細長い甲虫がしがみついている。
もぎとろうとしても、お尻をしっかり茎に食い込ませたまま、頑として動かない。
卵を産み付けているようだ。
ワラビの中から白い幼虫が出てきたことがある。その幼虫がこの黒い虫の子どもかどうか
確かな証拠はないけれど、たぶんそうだと思う。

あーきもちわる。

ワラビを見てみると、結構多くの茎に、小さい穴が開いていて黒ずんでいる。
この時期、一斉にこの虫にやられてしまうようだ。


というわけで、今年のワラビ採りの時期は、収束したと思われます。
ワラビは6月中に採ってしまって、塩漬けするのがよいようですが
今の時代、時期時期の作物の恵みはふんだんにあって
それらを賞味しようと思うと
ワラビを保存してまで食べるっていうニーズはあまりなさそうです。


ただ、保存食づくりっていうのは、自分で食べもしないのに
結構面白いもので、ジャムづくりなんかにはまる人も多いようです。
梅酒やほかの果実酒もそうです。



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