山里ひぐらしの小径

木曽路の入り口、岐阜県中津川市から
人と自然とのかかわりをテーマに、山里、植物、離島など。

豪雨と洪水

2012-07-13 | 山里

今日は晴間が射しています。
明け方にかけて東海地方でも豪雨という予報が出ていましたが
大雨洪水警報は昨晩解除され、それほど降らなかった。

かわりに園芸店で買ってきた「琉球あさがお」が咲いて
キジバトが鳴いています。


九州の大雨はひどいことです。
もう5日間ぐらい大雨が降り続いているのではないか。
現地の方々はさぞかし恐ろしい思いをされていることと思う。
最近毎年のように豪雨による大災害が起こっている。
日本の自然災害はなくなりません。

今回の九州は広範囲に被害を受けていて
逃れようもなかったことと思う。胸が痛む思いだ。
自然災害は怖い。避けることができない。明日はわが身かもしれない。


その土地の自然に依存した生業を得て
どうしてもその場所に住まなければいけないというのでなければ
家を得るときに自然災害からの安全性を考えて選ぶ必要がある。
昔の人はそうしていた。
日本全体としての話だが、
おそらく大昔の日本人なら第一条件として考えていたことだろうが
自然から離れた暮らしをするようになって
またいろいろな技術が発展してそれを過信するようになり
その意識が薄れてしまったことは否めないと思う。

そして災害が起これば行政の支援があるという前提があったり
あるいは行政の責任だということになったり。

もちろんそのとおりの場合もあるのだが
自分の命や暮らしに対して人頼みになりすぎているとすれば
そのことを考え直さなければならない。

今も崩れ続けている大きな崖を
技術を駆使して押さえつけ、そこに住宅地を作ろうとしたりしている例があるが
そこまでしてその場所に住宅地を作る必要はないだろう。


ソウルでも洪水になっていると今ニュースでやっています。


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