熊澤良尊の将棋駒三昧

生涯2冊目の本「駒と歩む」。ペンクラブ大賞受賞。
送料込み5000円。
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作品 文章 写真 販売品

どうぶつ将棋は、「智恵くらべ将棋」

2011-12-22 06:50:58 | 文章
12月22日(木)、霧。



写真は、乾さんから頂いた「どうぶつ将棋」。
この間も書きましたが、先の旅行で初めてこれをやりました。
中々面白く、相手を変えて断続的に7~8局したでしょうか。

これの良いところの第1は、勝負が早くつくこと。
勝負が早くつくのは、ゲームとして重要なこと。
その点、駒数の多い「中将棋」は、どうしても時間がかかる問題を抱えているわけです。

この「どうぶつ将棋」。
勝負は早く、ゲームとしても単純だろうと思っていました。
しかし実際にやってみて、結構奥が深い「智恵くらべ将棋」だとわかりました。

駒の種類は4つ。
「ひよこ(歩兵)・ぞう(まっ直ぐ前に行けない銀将)・きりん(斜め前に行けない金将)・ライオン(玉将)」。
この駒の組み合わせが絶妙。
「ライオン」が、「敵陣の最奥に入ると勝つ」というルールも、ゲームに奥行きを持たせています。
それを阻止するため、わざわざライオンに取らせるために敵陣に打つ「捨て駒」のテクニックも。
近年に考案されたゲームとしては、秀逸だと思います。

それに、駒のデザインも良いし、角に丸みを持たせた木の加工も素晴らしい。
総合的に良く考えられたものだと感心する。
しかも、これが1500円と言うのも素晴らしい。

と言うことで、どうぶつ将棋のファンになりましたネ。
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駒の写真集

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