熊澤良尊の将棋駒三昧

生涯2冊目の本「駒と歩む」。ペンクラブ大賞受賞。送料込み5000円。
残部僅少、注文受付中。

目次

作品 文章 写真 販売品

半日ドライブ

2012-02-19 18:22:30 | 文章
2月19日(日)、晴れ。

久しぶりに朝から太陽が燦々。
陽気に誘われて、信楽から琵琶湖湖畔の東近江へ半日ドライブ。
特に目的はありません。
単なる息抜きです。

家内が「掃除・洗濯・朝食の後片付けが終わってから」と言うので、それまでは仕事を少々。
仕事は「古水無瀬」の漆埋め。
途中同時並行で、NHK将棋、木村・畠山戦を観戦。
しかし、これは6四角、8四銀、7四銀のところまで。
その後どうなったかなと、思いを残しながらの出発でした。
勿論ビデオは撮っています。

早い昼食を信楽の蕎麦を。
と思って、車を走らせているとやがて道は斑模様に雪。
山間の陰道はアイスバーン。
と言うことで慎重運転していると、溝に脱輪しているこちら向きの車が一台。
見ると、大阪ナンバー。
しかし、人影はありません。
下りカーブを曲がりきれなくなって、反対車線の溝にハマったようです。

蕎麦屋へ着くと、ちょっと様子が変。
見ると「臨時休業」の札。
まあ、こういうこともあります。
信楽は、あのタヌキの焼き物の町。
大通りには焼き物のお店が軒を連ねていますが、近年は客数が疎らなんですね。
2~30年前と比べると、2/10くらいでしょうか。
街道脇に20軒あまり並んでいた骨董屋さんも、今、店開きしているのは2軒ぐらいでしょう。

その前を通って、水口、甲賀から東近江へ。
東近江は、道の駅で一服。
ここは近所の農家が自前の野菜を多く出品しているのですが、昼過ぎともなると八割方が売り切れ。
家内は、折角来たのだからと、残った白菜や水菜、トマトなど4品5品買っていました。

どこまで行こうか。
特に当てもないので、左に90度。
近江八幡から湖畔に近いところを迂回して、さらに左に90度。
国道1号線に出て水口、信楽からチョッと遠回りして伊賀上野へ。
伊賀上野は、その昔は藤堂高虎の所領地。
町の中心部に近い小高いところに、小さなお城があります。
確か、明治時代だったか大正時代だったか。
鉄筋コンクリート造り。
地元の有力者(国会議員のナントカと言う人)が個人で建てたものだったと記憶しています。

伊賀上野と言えば、書家・榊莫山先生。
揺るぎなき楷書の一文字一文字。
その莫山先生の字で駒を作りたかった時期がありました。
思い切って頼みに行けばよかった。
引っ込み思案は後悔につながります。
伊賀上野を通ると、今でもそう思うのです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

駒の写真集

リンク先はこちら」 http://blog.goo.ne.jp/photo/11726