熊澤良尊の将棋駒三昧

生涯2冊目の本「駒と歩む」。ペンクラブ大賞受賞。
送料込み5000円。
残部僅少ながら、注文受付中。

目次

作品 文章 写真 販売品

静岡市美術館展示

2012-05-25 05:01:31 | 写真
5月25日(金)、曇り。

春霞のような空。
水蒸気が多いのか、黄砂なのか。
そろそろ、梅雨前線の季節でもあります。

本日も午後に遠来のお客様。
昨日もお一人。

今日はお客様を見送ってから15時30分発に乗車。
大阪の斎藤新四段のお祝いの会へ。
帰着は片町線周りで、23時ごろの予定。

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先日の静岡市美術館の展示風景。

対局場で76歩の初手(2手目84歩も見れました)を真近に見学した後、展示品説明のため田辺静岡市長・谷川専務理事・関係者とともに美術館の展示場へ。
その美術館は、対局場と眼と鼻の先。

徳川ゆかりの駿府での名人戦。
と言うことで、展示品は「徳川家康公と将棋」と「世襲名人制度から実力名人戦」がらみ。
それを前に質疑応答を含め40分ほど説明させていただきました。
その場では田辺市長は「これをきっかけに静岡を将棋文化の振興したい」と。
その力強くハッキリした声が印象的でした。

展示の「大局将棋駒」。
原資料は、大橋家文書の中で発見されたものです。
制作過程で、原資料は3種類ほど残されていることを確認。
その中には盤の図面もあり、駒と盤は実際に作られた形跡を感じましたが、現物は残っていません。
と言うことで、大阪商業大学の谷岡学長の要請で11年余り前に復刻制作、納品。

今回は展示の様子を撮影するのをすっかり忘れておりました。
そのほかの展示品は、一通り撮影しました。
アップしておきます。










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前夜祭では「徳川家康公への十段推載状」が展示されていました。
それを撮影するため恐る恐る、近くの席に座っておられた徳川恒孝さんにお願い。
「熊澤と言う者です。推載状を撮影したいのですが、あの推載状の横に立ってもらえないでしょうか」。

答えはにこやかに「ハイ」。
名刺を交換して、結果があのショット。
徳川さんには「家康公が関ヶ原の戦い前後の数年間に53組もの水無瀬駒を求められていた」ことを伝えると、
「それは良い話を聞かせて貰いました」。
良かった良かった、あの日のヒトコマでした。




コメント (2)
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駒の写真集

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