熊澤良尊の将棋駒三昧

生涯2冊目の本「駒と歩む」。ペンクラブ大賞受賞。送料込み5000円。
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末の松山波越さじとは

2012-05-18 05:16:04 | 文章
5月18日(金)、小雨。

昨晩は、例によってBS放送を見ていました。
アメリカから見たあの日以降の「フクシマ」。
その真実に関して日本の報道の取り上げ方とはかなりの違いが眼につきました。

ところで、清少納言の父・清原元輔が詠んだ百人一首の恋歌が、大津波にも関係があるのだとのこと。
「へーっ、そうなんだ」。

     契りきな かたみに袖をしぼりつつ
     末(すゑ)の松山 波越さじとは     『後拾遺集』

 「相思相愛。約束して互いに泣き濡れて着物の袖を絞りながら、末の松山を波が越すことなんてあり得ない。決して2人はともに心変わりなく永遠に愛し続ける」と、詠っています。
どんな大きな波でも越せないと詠まれた「末の松山」。
それは今の宮城県多賀城市周辺。
大昔、ここに大波が押し寄せたということがあった。
その証拠でもあるのですね。


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昨日の国会中継は税制一体改革。
民主党と政府との質疑は「増税が必要だ」の一点張り。
増税が必要なら、その前に「国会議員数の削減と歳費の大幅削減」をしなければいけない。
それをするなら、増税もやむなし。
国民多くはそう思っているのに、そっちのけ。

昨日の国会、特に与党は、国民の心には届かないピント外れの議論ばかり。
空しい気持ちです。
これでは国民との信頼関係は築けない。
自分たちの身を切る議論すらしない国会って何だろう。

小生から見れば、貴重な時間と経費の無駄使い。
そうは思いませんか。

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今朝は、「イチゴ獲り」に大和郡山に行きます。
知り合いの農家が毎年この時期に呼んでくれて、獲り放題。
ですが、頑張りすぎて腰を痛めてはいけません。
ほどほどが良いようです。

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今朝のツツジ。
どうかと見てみれば、花が2ツ3ツ。




いよいよ「初夏のかほり」です。



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