ベンベエの詩的つぶやき

世の中をちょっと斜めに見て・・・

ワーグナー

2006-06-03 14:32:00 | 日記・エッセイ・コラム

CDにてワーグナーを聴く。高慢ちきで居丈高な反面、臆病とも思えるほどの繊細さ・・・・。この二面性の対比が面白い。誰にでもあることだが、殊にワーグナーの場合はそれが極端に烈しいような気がする。  蹴散らせ! 踏み潰せ! 行け、行け、どんどん・・・・。   そうかと思うと、「ローエングリン」第一幕前奏曲のように、永くいつまでも引きずっていく哀しく美しい旋律。    僕は疲れているとき,音量を最大限にしてワーグナーを聞くことにしている。 疲労回復の特効薬として、聴いている内に次第に精神が高揚してくる。気が付くと、いつの間にか立ち上がって僕は指揮者ショルテイになりきっている。


文化協会

2006-06-03 11:36:44 | 日記・エッセイ・コラム

町文化協会の総会に出席。議長の指名を受ける。例年どおりの議案に対して質議・意見はゼロ。議長としては拍子抜けである。議事終了後、議長としての意見を申し述べる。 「毎回同じ事をやっていたのでは会がマンネリ化してしまう。当町には伝統芸能や文化的 芸術性の高いものが他にも沢山ある。それらを発掘し発表の場を提供することも、会として大切な役割である。サントリーの創始者佐治敬三さんは常々(何か新しい事やってみなはれ) というのが口癖であった。そして日本食にウイスキーを合体させて業績を上げた。当時、日本食には日本酒の常識があったが、その常識を超えて成功した。当文化協会に於いても然り。活力ある会を目指して、新しい風を入れてください。」            総会終了後、何人かの同感者にもちあげられるが、歌謡曲・民謡・舞踊が中心の当文化協会、なかなか難しいところがある。