今日15日は栃木県民の日。地元高校生たちと町内の清掃運動に加わる。開始を前に全校生のセレモニーのなんとも奇妙な光景に出くわす。全員校庭にしゃがんで先生たちの話を聞くのだが、あちこち勝手な方を向いてお喋り、話など聴いてはいない。名を呼ばれても返事はなく、だらっと立ち上がリ靴を引きずりながら進む。咀嚼しないので顎が退化してしまったのか、発言はもやもやと聞き取れない。先生は注意しない、ただ自分の時間を消化しているという感じ。昔と比べて、どの子も皆目鼻立ちが整い、スタイルが良くなっているというのに、色白で無表情。体温や感情が伝わってこない。まるで人の姿をした爬虫類、なにやら寒いものを背中に感じた。