ベンベエの詩的つぶやき

世の中をちょっと斜めに見て・・・

注射

2006-06-19 13:27:05 | 日記・エッセイ・コラム

午後は鍼灸。月に3回、もう5年目になるが未だに緊張する。そんなに痛くはないのだがやはり怖い。小学生の時、学校で行なうツベルクリン注射が厭で逃げ帰ってきた。すると校医さんが家までやってくる。我が儘は認められないと、母と共謀して僕を取り押さえようとする。捉まったらアウト、家の周りをぐるぐる逃げる。何かのゲームかと、尻尾ふりながらチロまで追いかけてくる。僕は拷問にはあっさり白状してしまうだろう。注射針やメスをちらつかされただけで、有ることない事全部喋ってしまうだろう。ほんとうに僕は注射が怖い。黙ってさっさとやってしまえばいいものを、「それじゃぁさしますよ」なんて大げさに迫ってくるものだから、よけい緊張してしまう。鍼灸が終わっても、背中に一・二本抜き忘れたのがあるような気がしてならないのだ。